左右フォノイコライザーと独立電源ユニットの3筐体

協同電子、フェーズメーション設立10周年記念セパレート管球式フォノアンプ「EA-1000」

公開日 2012/10/16 19:01 ファイル・ウェブ編集部
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協同電子エンジニアリング(株)は、同社が展開するフェーズメーションブランドから、同ブランドの設立10周年を記念したセパレート型の管球式フォノアンプ「EA-1000」を12月上旬に発売する。価格は945,000円(税込)。

「EA-1000」のモノブロックフォノイコライザー部

独立電源ユニット部

左右のモノブロックフォノイコライザー部と独立電源ユニット部の3筐体構成を採用したフォノアンプ。

フォノイコライザー部は、12mm厚のアルミ削り出しフロントパネル、2mm厚の銅メッキ鋼鈑シャーシベース、2mmアルミカバーで構成している。アンプの整流回路にはRコア電源トランスを使用し、原理的にスイッチングノイズが発生しないとされる整流管「5U4G」と左右独立のチョークトランス2個を採用している。真空管のヒーター電源には3端子レギュレーターによるDC点火を採用し、高S/N化を図った。

無帰還SRPP型増幅回路をユニットアンプとして採用している。イコライザー回路にはCR型を使用している。再生イコライザーカーブは、Stereo/RIAA、Mono1/ffrr、Mono2/Columbia、SP用の4種類を内蔵。

入力端子はMC1/MC2/MMの3系統を備えており、MC1はRCA端子のほかにXLR端子によるバランス入力にも対応する。なお、出力はアンバランス接続となる。入出力ともにWBT製の端子を採用している。また、MC入力には、自社開発・製造の高性能昇圧トランスを新たに内蔵。インピーダンスのLow/High 切換にも対応する。

定格出力電圧は200mV(1kHz)で、リアカーブ偏差は±0.3dB(20〜20kHz)。出力インピーダンスは750Ω。チャンネルセパレーションは100dB以上(20〜20kHz:MM/MCとも)。

本体サイズは、イコライザー部が210W×103H×347Dmmで、質量が4.5kg(片ch)。電源部が210W×103H×343Dmmで、質量が7kg。

【問い合わせ先】
協同電子エンジニアリング
TEL/045-934-5234

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  • ジャンルイコライザー
  • ブランドPHASEMATION
  • 型番EA-1000
  • 発売日2012年12月上旬
  • 価格¥945,000(税込)
【SPEC】 ●定格出力電圧:200mV(1kHz) ●リアカーブ偏差:±0.3dB(20〜20kHz) ●出力インピーダンス:750Ω ●チャンネルセパレーション:100dB以上(20〜20kHz:MM/MCとも) ●外形寸法:イコライザー部→210W×103H×347Dmm、電源部→210W×103H×343Dmm ●質量:イコライザー部→4.5kg(片ch)、電源部→7kg