高域の改善に加えて低域もさらに強化

音茶楽、カナル型イヤホン「Flat4-粋」 − 特許技術「“粋”ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用

公開日 2012/04/27 19:31 ファイル・ウェブ編集部
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音茶楽(株)は、独自の特許技術「“粋(すい)”ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用したカナル型イヤホン「Flat4-粋」を6月2日より発売する。価格はオープンだが直販ショップでは33,000円で販売する。なお、5月12日に開催される「春のヘッドホン祭2012」の同社ブースにて数量限定での先行販売も行う。

Flat4-粋

パッケージ

10mm径のダイナミック型ドライバーを片chあたり2基搭載。2つのフルレンジ・エレメントを水平対向配置するなどした特許技術「“粋”ツイン・イコライズド・エレメント方式」により、「ダイナミック型の短所と言われている高域再生能力を改善、長所である低域再生能力を更に強化した」のだという。

プラグ部

同技術では、対向エレメント配置により振動系の反作用による機械振動をキャンセル。これにより密閉型を超える深低音を実現したという。また、片chあたり2個のエレメント並列駆動により低音〜中音域の音圧感度を向上させているほか、位相補正チューブを用いた外耳道チューニング技術によっても中音域の改善を図っている。

加えて、音響抵抗の削除と小型エレメント採用により超高音域の改善も図った。これにより、カナル型イヤホンでありながらオープンエア型の音の拡がりを実現したとしている。

また、タンジェンシャルレス振動板を採用したことにより歪み感の少ないクリーンな中高音域を実現したという。ボイスコイルには特殊CCAW線を採用し、400mWの高耐入力を実現している。さらに、最大エネルギー積400kJ/m3(50MGOe)のネオジウムマグネットと、電磁純鉄プレート&ヨークで強力な磁気回路を構成している。周波数特性は3.5Hz〜35kHzで、出力音圧レベルが104dBSPL/mW、インピーダンスが18Ω。

デザイン面では、全ての部品から塗装を排除。これによりいつまでも綺麗な外観を楽しめるよう配慮した。また、表示部には印刷を不使用。レーザーマーキング等で消えない表示を実現している。

コード長は1.2mで、質量が約17g。コンプライフォームイヤーチップを採用し、収納缶ケースなどが付属する。

【問い合わせ先】
音茶楽
TEL/03-3428-5557

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