10MHz/22.5792MHzマスタークロック出力対応

エソテリック、高精度水晶搭載マスタークロックジェネレーター「G-02」

2012/03/23 ファイル・ウェブ編集部
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エソテリック(株)は、高精度水晶発振器(OCXO)を搭載し、10MHzや22.5792MHzのマスタークロック出力に対応するマスタークロックジェネレーター「G-02」を4月1日に発売する。価格は367,500円(税込)。


G-02

背面端子部
シャーシは剛性の高い肉厚のアルミ製とし、エソテリック専用のカスタムチューンを施した周波数精度 ±0.01ppmの高精度水晶発振器OCXOを採用している。

内部回路は、高速トランジスターを使った新設計のディスクリート構成クロック出力ドライバー回路を採用。電源部には大型のRコアトランスを使用し、ロスを抑え磁束漏洩を最小としている。平滑回路にはコンデンサーを複数組み合わせ、ショットキー・バリア・ダイオードを使うことで高速デジタル処理にも対応し、正確なクロック信号の生成を図った。また、ディスプレイ表示部の電源トランスを独立させるなど、回路ブロックごとに専用電源回路を搭載し、回路ブロック同士の相互干渉を抑えている。

10MHzクロック、および、エソテリック独自の『ダイレクト・マスタークロックLINK』に対応した22.5792MHz/24.576MHzマスタークロックの出力に対応。100kHz、10MHz、および基本となる周波数系列(44.1kHz/48kHz)の1、2、4、512倍(22.5792MHz/24.576MHz)のクロック信号を出力可能となる。さらに、周波数拡張モード(EXPモード)によって、8、16、32、64、128、256倍のクロック周波数出力にも対応しており、業務用を含むより幅広い機器へクロック信号を供給することができる。

A/B/Cの3系統に出力端子を2つずつ備えており、最大6台の機器にクロックの供給が行える。各端子に対して個別に出力周波数を設定できる。また、不要な干渉による音質劣化にも配慮し、接続する機器が1台の場合には、A1端子以外の全ての出力をOFFにすることも可能。

端子は同社オリジナルのBNC端子を採用。なお、外部から10MHzの基準信号を入力することができる端子も装備している。

本体寸法は445W×106.5H×360Dmm(突起部含む)で、質量は10.2kg。消費電力は14W(ウォームアップ時)、10W(安定時)。


【問い合わせ先】
エソテリック AVお客様相談室
TEL/0570-000-701

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  • ジャンル電源機器
  • ブランドESOTERIC
  • 型番G-02
  • 発売日2012年4月1日
  • 価格¥367,500(税込)
【SPEC】 ●クロック出力:44.1kHz系列→44.1/88.2/176.4/352.8/705.6kHz
1.4112/2.8224/5.6448/11.2896/22.5792MHz、48kHz系列→48/96/192/384/768kHz
1.536/3.072/6.144/12.288/24.576MHz、共通→100kHz、10MHz ●外形寸法:445W×106.5H×360Dmm(突起部含む) ●質量:10.2kg