OSは音質向上用チューニングを施したWindows 7

オリオスペック、筐体を完全ファンレス化した音楽専用PC「canarino 2」

公開日 2012/02/13 18:10 ファイル・ウェブ編集部
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(有)オリオスペックは、音楽再生用に低ノイズ化を図ったPC“canarino”の第二弾製品「canarino 2」を2月20日に発売する。価格は522,900円(税込)。

canarino 2

背面端子部

OSは、音質向上を目的としたチューニングを施した「Windows 7 Professional 64bit DSP版」を搭載。再生ソフトは「HQPlayer Desktop」30日間試用版をプリインストールしている。

音質向上を最優先とし、不要なパーツを極力排除して完全ファンレス化仕様としたことが特徴。

マザーボードは完全ファンレス化仕様に改造したASUS「E45M1-M PRO」で、CPUは1.5GHz デュアルコア「AMD E-450 APU」を採用した。起動用SSDはIntel製120GB SSD MLCを採用しており、容量変更が可能で全5台までの増設に対応。SOtM SATA noise filter+ハイグレードSATAケーブルにて接続する。

サウンドカードは、ASIO2.0、WASAPI排他モードに対応のLynx「ASE16e」を採用し、最大192kHz/24bitまで、AES/EBUで16ch入出力に対応する。SATAノイズフィルターを標準搭載している。グラフィックにはAMD Radeon HD6320を搭載。

Canarino 2の内部

本体寸法は435W×115H×390Dmm(突起部含まず)。リアパネルは完全オリジナルファンレス仕様のパネルを採用し、天板は完全ファンレス化に伴ってエア抜き用スリットを追加したパネルを搭載。フロントVFDパネルも、新規にスリット入りのアルミパネルを取り付けた。HDDベイをスチール製の完全オリジナルのものとしたほか、光学ドライブベイは省略。

そのほか、ハイエンドオーディオショップ「ARISTOCRAT」の協力のもと、マザーボードやSSDを固定するネジの選別や筺体の追加工、インシュレーターの選択など、細部に至るまで音質向上のノウハウを注入したという。

また、標準のSSDに加えてIntel 600GB SSDを搭載のうえ、最高級SATAケーブルを使用した特別仕様モデルも同時発売する。価格は732,900円(税込)。

【問い合わせ先】
オリオスペック
TEL/03-3526-5777

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  • ジャンルPC/AT互換機(デスクトップ)
  • ブランドOLIOSPEC
  • 型番canarino 2
  • 発売日2012年2月20日
  • 価格¥522,900(税込)