ネットオーディオの立役者、LOCUS DESIGN社長のLee Weiland氏が死去

2011/09/09 季刊オーディオアクセサリー編集部
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ネットオーディオ分野で多大な功績を残したLOCUS DESIGN社の社長であり、CryoPartsのオーナーでもあるLee Weiland氏が逝去した。46歳という若さだった。

Lee Weilan氏は常識を覆した設計でファンを虜にしたLOCUS DESIGNのUSBケーブルや、USB DDCの先駆的モデルであるSONICWELDのDiverterなどの開発に深く関わり、ネットオーディオの黎明期から深くこの分野に関わってきた第一人者のひとりである。

また、プライベートでは日本のシングルモルトウイスキーをこよなく愛し、度々日本にも訪れるなど親日家でもあり、東日本大震災の際にも強く復興を願っていたという。

同氏の不幸なニュースを受けて世界のネットオーディオファンは、残された小さな5人の子供と癌に侵された妻のために募金活動を開始している。

なお、LOCUS DESIGN社の製品を日本で展開するミックスウェーブ(株)は「彼は日本のシングルモルトウイスキーをこよなく愛し、いつも日本に来ることを考えていました。また、東日本大震災の際にも多くの愛情を私達に与えてくれました。そんな彼の家族に少しでも協力出来ればと思っております。皆さんの善意をよろしくお願いいたします」とコメントしている。

募金活動の詳細URLは下記のとおり。

http://www.locus-design.com/index.php/peacebrigoodbye-leei(英文)

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