25W×2chの出力値を実現

ラックスマン、KT88/3極管接続の真空管パワーアンプ「MQ-88u」を発売 − 銘機MQ60がデザインモチーフ

公開日 2011/02/04 14:59 ファイル・ウェブ編集部
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ラックスマン(株)は増幅回路に真空管を採用したステレオパワーアンプ「MQ-88u」を3月に発売する。価格は399,000円(税込)。


MQ-88u
真空管はECC83×2、ECC82×2、KT88×4本で構成。様々なスピーカーとの組み合わせで十分な音量を獲得できる25W×2(6Ω負荷時)出力を実現している。出力管には力強く厚みのある音色に定評があるという、スロバキアJJ社製KT88をプッシュプル構成で採用している。初段アンプはパラレル化し、高S/N、低インピーダンス伝送でドライバー段に直結接続している。ドライバー段はムラード型回路とし、3極管接続を採用している。

電源部にはEIタイプの大容量電源トランスを搭載し、粘り強い音質を実現。パワー供給を安定的に実現する大型オリジナル・ブロックコンデンサーを備える。オリジナル形状で復刻したアルミ・ダイキャストケース入りQY15型出力トランスを採用。本体は高剛性のモノコック・シャーシ構造。

入力端子は音量調節が可能なバリアブル入力と、ボリュームをバイパスできるダイレクト入力の2系統を備える。スピーカー端子は大型のパーツを採用し、極太ケーブルの使用にも対応する。RCA端子も大型のRCAケーブルが接続できるよう幅広ピッチのレイアウトとしている。そのほか、ラックスマン独自の高音質カスタムパーツを随所に使用している。

本機の背面端子部

本体にはOFC極太線ノンツイスト構造の純正電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。


銘機MQ60をデザインモチーフとしたパーツレイアウト

網型のボンネットカバーが付属する
外観デザインは、同社が1969年に発売した銘機MQ60をデザインモチーフとしたパーツレイアウトを採用している。真空管などパーツを保護する網型のボンネットカバーも付属する。

【問い合わせ先】
ラックスマン(株)
TEL/045-470-6991

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  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドLUXMAN
  • 型番MQ-88u
  • 発売日2011年3月
  • 価格¥399,000(税込)
【SPEC】●連続実行出力:25W×2(6Ω)、20W×2(4Ω、8Ω) ●入力感度:790mV/25W(6Ω) ●入力インピーダンス:100kΩ ●全高調波歪率:0.15%(1kHz/6Ω/1W)、0.5%(20Hz〜20kHz/6Ω/1W) ●周波数特性:20Hz〜20kHz(+0、-1.0dB)、10Hz〜65kHz(+0、-3.0dB) ●SN比:105dB ●入力:ライン(ダイレクト1、バリアブル1) ●出力:大型スピーカ端子1 ●消費電力:280W ●外形寸法:440W×185H×185Dmm ●質量:15.8kg