続々登場するコンパクトハイエンドシステム

【CES】プロジェクト、“Box Component”シリーズや20周年記念プレーヤーなど多数の新製品を発表

公開日 2011/01/08 19:09 季刊オーディオアクセサリー編集部:浅田陽介
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ヨーロッパのオーディオブランドは、スタイリッシュなコンパクトシステムをラインアップするブランドが多い。その中でもオーストリアのPRO-JECTはひとつ抜きん出た存在感を誇っている。CES会場にて、同社は“Box Component”シリーズの最新モデルを多く展示している。

プロジェクトブースでは話題のボックスコンポーネントとアナログプレーヤーでの組み合わせが堪能できる

ボックスコンポーネントのラインアップに今後加わることが予定されている参考出品のミュージックサーバー(型番等未定)

特に注目したいのが、参考出品されているミュージックサーバーのプロトタイプ。現状、オーディオ市場にはコンパクトなミュージックサーバーがほとんど存在しないため、本機の登場は大きな注目を集めている。詳細などはまだ明かされていないが、いまから登場が待ち遠しい製品といえるだろう。

”マイクロハイエンドシステム”を紹介するPro-JectのCEO、Heinz Lichtenegger氏。写真後ろに写るのは「Sperker Box 5」と「iD100」などを組み合わせたシステム

写真手前が「Speaker Box 4」。ポップなカラーリングでヨーロッパでも評判を呼んでいるようだ

また昨年の2010東京インターナショナルオーディオショウに登場した、iPod/iPad用ドック「iD100」などを組み合わせたシステムを”マイクロハイエンドシステム”と銘打って展示。すでにオーストリア本国では発売されている「Speaker Box 4」や「Speaker Box 5」などのデザインコンシャスなリスニングスタイルを提案している。日本での展開も今後予定されているが、時期は未定だ。

会場に入ってすぐの場所にずらりと並べられたアナログプレーヤー群

創業20周年を記念して世界限定2000台で復刻される第一号機「Pro-Ject1」

また、プロジェクトといえばアナログプレーヤー。今年創業20周年を迎える同社では、ブランド第一号機「Pro-Ject1」を世界限定2,000台で復刻するほか、新レファレンスモデルも発表し、ますます今後の製品展開に意欲を感じさせる展示内容となっている。

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