日本未発売のカナル型イヤホン「NE-700シリーズ」も

【CES】NuForce、人気の"Iconシリーズ"最新モデル「Icon uDAC-HP」を発表

公開日 2011/01/08 18:14 季刊オーディオアクセサリー編集部・浅田陽介
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スタイリッシュなコンポーネントが日本でも高い人気を集めているNuForceのブースでは、"Iconシリーズ"の最新モデルが発表された。

Icon uDAC2の入出力端子をヘッドホンのみとした「Icon uDAC2-HP」(写真手前)

まずはコンパクトUSB-DACの人気モデルである「Icon uDAC(関連ニュース1/関連ニュース2)」の出力端子を、ヘッドホンアウトのみにした「Icon uDAC-HP」。基本的な設計はIcon uDACと同一で、96kHz/24bitまで対応したUSB入力のほか、電源はパソコンから供給を受けるバスパワーとしている。対応するヘッドホンのインピーダンスは32Ωから300Ωとなっており、一般的なヘッドホンであれば問題なく駆動できる仕様となっている。価格は現地価格で$99。

Icon uDAC2のスペシャルカラーというゴールドモデルも出品。ボリュームノブにはスワロフスキークリスタルが埋めこまれている贅沢な仕様だ

また、日本では未発売のカナル型イヤホン「NE-700X」と、iPodやiPhoneなどのスマートフォンに対応するマイク付コントローラーを装備した「NE-700M」も出品された。

同社最新のカナル型イヤホンとなる「NE-700X」

ドライバーはチタンコーティングされた8mm口径のものを採用し、周波数特性は20Hz〜20kHzとなっている。NE-700M付属のコントローラーでは、電話の受話や楽曲の早送り/巻き戻しを行うことが可能だ。価格はNE-700Xが65ドル、NE-700Mが79ドル。

メインのデモコーナーでは、日本でも評価の高い同社最高峰のモノラルパワーアンプ「Reference 18」をはじめとした製品が展示されており、ホームオーディオやポータブルオーディオ、デスクトップオーディオなどあらゆるリスニングスタイルを実現する同社のスタンスがよく表れたブース内容となっていた。

昨年日本でも登場し、高い評価を獲得したReference18を中心にデモを行う

部屋の隅ではMacbookをメインソースとしたデスクトップオーディオの試聴コーナーを用意

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