先進のデジタル技術をふんだんに投入

【CES】ワディア、コンパクトDSP「121Decording Computer」と最高峰のCDトランスポートに注目

公開日 2011/01/08 11:25 季刊オーディオアクセサリー編集部・浅田陽介
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昨年は151PowerDacと171iTransportを展示し、このCESでは大きな話題を呼んだワディア。今年は、新たに「121Decording Computer」と、トップエンドに位置するCDトランスポート「Wadia 971」を展示し、大きな注目を集めている。

コンパクトDSP 121Decording Computer

昨年の2010東京インターナショナルオーディオショウでも注目を集めたコンパクトDSP「121Decording Computer」

121Decording Computerは、昨年の2010東京インターナショナルオーディオショウにも登場し話題となったモデル。前述の151PowerDAC miniや171iTransportと同じデザインコンセプトをもつコンパクトDSPである。192kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応したB-typeのUSB入力を装備するほか、AES/EBU、RCA同軸デジタル、光TOSの入力にも対応している。

また、アナログ出力は、RCAのほかにXLRにも対応、Clock出力端子も装備するなど、コンパクトなボディながらも徹底した高音質追求モデルとなっている。

さらなる注目点としては、1.4MHz/24bitにまでのアップアップサンプリングを行うデジタルマスターアルゴリズムを搭載することや、同社の上位モデルにも採用されるスイッチングカレントテクノロジーを採用したヘッドホン出力を搭載するなど、あらゆるリスニングスタイルに対応する仕様となっていることが上げられる。

151PowerDACと同じようなカテゴリーに属するモデルであるが、121Decoding Computerはスピーカー出力端子を省き、よりDACとしてのクオリティを追求したモデルであることは間違いない。

昨年発表され話題となった「171iTransport」と「151PowerDAC mini」も展示されている


CDトランスポート Wadia 971

Wadia 971は、レファレンスラインであるシリーズ9最新であるCDトランスポート。長い年月をかけて開発されたという本機は、ワディアが現時点で誇る最高のCDデータ再生技術を駆使して開発されたモデルだ。

本機は同社独自のClockLinkテクノロジーを採用。デジタル伝送の際に発生するジッターを極限まで抑制することに成功したという。また、メカ部を完全に分離したサブシャーシにマウントする徹底したアイソレーション構造を採用したほか、電源部には特許出願中という独自のノイズフィルターを装備した電源を搭載し、さらに安定した電源供給を実現。これらの徹底したノイズ対策により、デジタル信号におけるより高い解像度を確保した。

同社最高峰に位置するシリーズ9の最新CDトランスポート「Wadia 971」

本機で特に注目したいのは、最大24bitのFLAC形式等のデータディスクに対応した点だろう。早くからオーディオにおけるデジタルデータの伝送に着手していた同社らしい仕様といえそうだ。

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