AVラックやインシュレーターなど新製品アクセサリーも

【TIAS】TAOCの新製品スピーカー「FC4500」の実機披露/Westlake Audioのスピーカー「Tower-12」など

公開日 2010/11/06 21:57 ファイル・ウェブ編集部
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11月5日から開催されている2010東京インターナショナルオーディオショウより、本稿ではアイシン高丘、アブサートロンの展示の模様をお届けする。

アイシン高丘

「FC4500」

アイシン高丘(株)は、同社のオーディオブランドTAOCより、12月中旬発売予定のフロア型スピーカー「FC4500(関連ニュース)」の実機を公開している。

FC4500は、ウーファーをスタガー接続した2.5ウェイ・バスレフ型のスピーカー。会場ではアキュフェーズのSACDプレーヤー「DP-700」、プリアンプ「C-2810」、パワーアンプ「P-7100」をリファレンス機として使用し、本機の発売に先駆けた試聴デモを展開している。

「FC4500」。スピーカーターミナルの取り付けは直出しとし、WBT製端子を採用。バイワイヤリング接続にも対応する。

また12月発売予定の新製品として、AVラック「MSR-4S-MKII」と、スピーカーベース「SPB-300DH」の新色ブラックを展示。

AVラック「MSR-4S-MKII」

「MSR-4S-MKII」に使用されている支柱(上)。特殊制振材を支柱内部に組み込んでいる。下は従来製品に使用されている支柱。

MSR-4S-MKIIは、従来の「MSRシリーズ」と同様、棚板に振動吸収性の高い高密度MDFを使用。棚板両面をオーク材の天然木を使った突板仕上げとすることで、設置性および異材貼り合わせ効果による制振性の向上を図っている。耐荷重は100kg/段で、本製品から特殊制振材を支柱内部に組み込んだTAOC独自の棚板間支柱構造を採用し、横揺れへの対応と高剛性の確保を狙った。

そのほか、発売時期などの詳細は未定だが、新製品のインシュレーター「スーパーWコンタクト インシュレーター」が参考出品されている。

内部に超硬球をはさみ込む「スーパーWコンタクト インシュレーター」

超硬スチール球状高質量体を挟み込む構造で、高いインシュレート効果を実現

超硬スチール球状高質量体を上下のハイカーボン鋳鉄ではさみこむ「W-コンタクト構造」を持つことにより、超硬球が上下2カ所の点接触を実現。これにより、スパイク・プレート型インシュレーターを2つ重ねた場合と同等の制振効果を実現するという。


アブサートロン

(株)アブサートロンは、同社取り扱いのWestlake Audio社や、Boulder社の製品をメインとした試聴デモを実施している。

Westlake Audioのスピーカー「Tower-12」「BBSM-4」をフィーチャー

Westlake Audioのスピーカー製品からは、コンシューマー向けモデル「Tower-12」と、元々ニアフィールドモニターとして開発された「BBSM-4」の民生用タイプを試聴用に用意。なお今回は大型スピーカーをフィーチャーしたデモ内容となっているが、「Westlake Audioのスピーカーは、小型の製品も大型と遜色ない実力を備えている。そのような質をもっとユーザーの皆さまに広めていきたい」と同社スタッフは語る。

Westlake Audioの小型スピーカー。大型に遜色ない実力を備えると同社は語る

上記スピーカーには、元々業務用アンプを手がけてきたBoulderが展開するディスクプレーヤー「1021」など、同社製品を組み合わせたかたちでのデモが展開されている。Tower-12にはDACプリアンプ「1012」とモノパワーアンプ「850」を、BBSM-4にはプリメインアンプ「865」を組み合わせている。

Boulder プリメインアンプ「865」

そのほか、会場には各リファレンスに使用されるSTRAIGHT WIREのケーブル各種や、acustik-labのブックシェルフ型スピーカー「Boleroシリーズ」なども展示されている。

STRAIGHT WIREのケーブル各種

acustik-labのブックシェルフ型スピーカー「Boleroシリーズ」

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