ARラックをさらに強化するトップボード

KRYNA、オーディオボード「AR-3T」を9月13日より新発売

2010/09/10 オーディオアクセサリー編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
KRYNA&PLUTON(株)では、KRYNA(クライナ)ブランドの高CP&発展型オーディオラック「ARシリーズ」のオプションとして、天板上に追加してさらに高音質化を実現するオーディオボード「AR-3T」を9月13日より発売する。価格は24,000円(税込)。


オーディオボード「AR-3T」(24,000円、税込)。オルケスタシリーズのボードOR-TB(51,450円、税込、520W×32H×420Dmm、9.0kg)と同じサイズの銅板レスタイプといえ、よりお手軽に使える

使いこなしによる音質グレードアップと、ユーザーのニーズに合わせた組み合わせで楽しめる、発展型が最大の特徴。インシュレーターのD-PROPminiを装着できる専用ホールも装備
KRYNAのオーディオラックは、チューニングボードとオーディオラックを一体型にしたサウンドボード構造を採用。さらに、高さのバリエーションが揃っているので好みのサイズを重ねて使用でき、また、同社のインシュレーター「プロップシリーズ」を間に装着するなどで強化できるようになっている。

今回発売される「AR-3T」は、ARシリーズラックの上に機器をマウントしたい時に使うトップボードで、ARラックと同様にKRYNA独自の振動処理構造「ミルフィーユ層」を採用。設置場所の安定化と不要振動処理をダブルで行うことで、振動の影響に敏感なあらゆる機器の性能発揮の手助けをするよう考慮されている。

KRYNAのオーディオラックには、「orquesta(オルケスタ)シリーズ」と「ARシリーズ」の2つのラインアップが用意されている。ARシリーズには、今までトップボード(ボードだけ)が販売されていなかったが、これで、上級シリーズのオルケスタ同様のラインアップを実現させた。

ARシリーズのラック。写真はAR-250(31,000円、税込)

ボードの断面図。独自に調合を行った超微粒の砂を内部に封入。機器の振動を逃がし、床からの振動にも配慮した、KRYNA独自のミルフィーユ構造

●Orquesta(オルケスタ)ラックシリーズ
チューニングボードとラックを一体化し、制振・放熱に配慮、美しさと音の良さを実現させた画期的なチューニングボード式マウントラック。基材にMDFを採用したKRYNA独自のミルフィーユ構造を採用。機器との接触面には厚さ2mmの「銅板」を特殊接合技術にて全面に惜しみなく施し、磁界による悪影響を遮断する。機器の構成に合わせて重ねての組み合わせも可能。姉妹モデルのARラックと併用もできる。

共通サイズは520W×420Dmm(490W×420Dmm)、()内は内寸。OR-15(¥56,700)高さ195(148)/OR-20(¥57,750)高さ245(198)/OR-25(¥58,800)高さ295(248)/OR-30(¥59,850)高さ345(298)/OR-35(¥60,900)高さ395(348)

●ARラックシリーズ
基材にMDFを採用したKRYNA独自のミルフィーユ構造を採用。オルケスタラックと同様に積み重ね可能なマウントラックシリーズ。色と形状サイズをオルケスタシリーズと揃え、レイアウトパターンがさらに広がる。

共通サイズは520W×420Dmm(490W×420Dmm)、()内は内寸。AR-150(¥29,000)高さ195(150)/AR-200(¥30,000)高さ245(200)/AR-250(¥31,000)高さ295(250)/AR-300(¥32,000)高さ345(300)/AR-350(¥33,000)高さ395(350)

『季刊・オーディオアクセサリー138号』に掲載の、オルケスタラック&オルケスタスモールボード使いこなし徹底研究

好評発売中の『オーディオアクセサリー138号』(1300円)

なお、最新号の『季刊・オーディオアクセサリー138』において、ARラックとOrquestaラックシリーズ、さらにOrquestaスモールボードの使いこなし紹介企画を、林 正儀氏のレポートにて掲載している。“隠し機能?”のアース接続など、新しい小型ボードも含めて、KRYNAならではの発展性を秘めた自由度あふれる製品群の使いこなしをお届けしているので、こちらもぜひとも御参考にしていただきたい。

確かな理論と音の理想に基づいた、新提案の強力なサポートアイテム
「セッティングの鍵となる振動対策を制する、極めつきの発展型ラック&ボードを試す」(AA138)

〜理想のオーディオ再生を目指して、確かな振動対策技術に基づき、科学的な手法で設計されたクライナの製品群。Dプロップ効果が、「振動処理旋風」を巻き起こしつつある。今回は、次なる段階として「オルケスタシリーズ」のラックとボードを取り上げよう。姉妹品の「ARシリーズ」、さらに新しい小型ボードも含め、発展性を秘めた自由度あふれる使いこなしレポートをお届けする……。

OR-20+OR-25にアキュフェーズのCDプレーヤーとアンプを組み合わせる。音の純度がアップするのはもちろん、さりげない和のテイストを備え、高級感あふれるセッティングが実現できる

アース用のネジ穴を生かした、隠し技のシャーシアースを試す。銅板全体を仮想の大地アースに見立てた効果は、さらに一歩、理想のホログラフィックサウンドに近づけてくれるもの

やや小さいサイズのOrquestaスモールボード、OR-3040(38,850円、税込、左)、OR-3345(44,100円、税込、右)

【問い合わせ先】
KRYNA&PLUTON株式会社
TEL/042-788-5577

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ジャンルオーディオボード
  • ブランドKRYNA
  • 型番AR-3T
  • 発売日2010年9月13日
  • 価格¥24,000(税込)
【SPEC】●外形寸法:520W×30H×420Dmm ●質量:5.5kg