厳選したパーツを採用

山本音響工芸、アッテネーターユニット2モデルを発売 − 高精度なボリューム調整機能を搭載

公開日 2010/06/15 16:11 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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山本音響工芸(株)は、デジタル機器にも適用できる新型アッテネーターユニット「AT-03-1A」と「AT-03-3A」の2モデルを発売した。価格は1Aが207,900円(税込)、3Aが260,400円(税込)。

同シリーズは、ラインアンプの代わりに使用できるもので、28ポイントの抵抗器をスイッチで切り替えるL型と呼ばれる音量調整機能を採用。デジタルをソースとしたシステムを構築する際は、ゲイン(増幅率)が高くなりすぎて音量調整がしづらくなってしまうケースがある。さらに高能率なスピーカーを使用した際に、レベルが高すぎてボリューム位置が9時から10時くらいでフルボリュームになってしまうケースもある。そのような場合に微調整がしやすくなるという利点がある。


「AT-03-1A」(¥207,900)

「AT-03-3A」(¥260,400)


「AT-03-1A」のリア部

「AT-03-3A」のリア部
本機の音量調整用スイッチ、入力切り替えスイッチには定評のある(株)セイデン製の45SDタイプを採用。また、音量調整用の抵抗器には、数々の抵抗器を試聴した結果、米国DALE社の1Wタイプの表面実装型を取り入れている。また、すべての線材には1.2mm径の高純度6N銅単線を使用。高音質な無鉛・金入りハンダ、自社製のピンジャックPZ-102の採用等々、厳選したパーツ選定も本機の魅力となっている。


両機に搭載されているアッテネーターユニット
ラインアップは上記の2種類。「AT-03-1A」は入力が1系統のみのタイプで、通常CDしか聴かないというユーザーにはこちらで十分「AT-03-3A」は入力が3系統で、それぞれの入力時にアッティネーターポジションが設けられている。また2系統の出力端子も装備されているので、マルチアンプで低音用と高音用のアンプを2台接続したり、サブウーファー用のアンプを接続することも可能となっている。

シャーシには高強度な2mm厚ステンレス鋼製のフレームを採用。シャンペンゴールド仕上げのアルミパネル、黒檀製ノブの採用、桜材製のサイドウッド、延長シャフトを使用した最短距離での配線など、細部にわたって高品位な仕上げとなっている。

【問い合わせ先】
山本音響工芸(株)
TEL/0794-62-5655

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