楽器同士の共鳴を大事にするために AKL試聴室にて録音した超高音質作品

【ベストハイファイレーベルNavi】赤坂工芸音研AKLより新作、CDとマスターCD-Rにて発売

公開日 2010/06/10 16:51 季刊オーディオアクセサリー編集部
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赤坂工芸音研が運営しているAKLレーベルより、新作『EAST OF THE SUN』(AKL-032)が登場した。

今回もAKL試聴室で楽器同士の共鳴を大切にした超高音質録音となっている。

スタジオ録音は各楽器と奏者を別個のブースに配して録音するのが一般的であるが、AKLはひとつ同じ部屋のなかでセッション録音をしている。ある楽器が発する空気振動が、同じ部屋のなかで演奏する他の楽器に伝わり、楽器同士が共鳴するところに、ジャズ音楽の醍醐味があるのだ、という。

AKLを主宰している赤坂工芸音研の石渡氏が語るところによれば「『EAST OF THE SUN』は、ジャズ・ボッサの醍醐味を味わわせてくれる、見逃せない1枚です。しかし音などはどうでもよいくらい演奏が素晴らしいのです。ぜひ聴いてください」とのこと。ボサノバのスタンダートナンバーを集めたアルバムであり、曲によっては渋い男性ボーカルも入っている。



『EAST OF THE SUN』 杉原 淳(sax)、柳澤伸之(guiter&vocal)、吉田賢一(p)、山村隆一(b) CD:AKL-032 マスターCD-R:AKL-032S 2010年5月25日発売
なお、同レーベルでは『COMES LOVE』(AKL-031)も好評発売中。「2クラの楽しさにハマります!」と言うとおり、こちらも石渡氏会心の作。

『COMES LOVE』 Swingin'Clarinet Duo CD:AKL-031 マスターCD-R:AKL-031S 発売中

ちなみにAKLでは通常のCDのほか、マスター音源を一枚一枚、手作業でCD-Rに焼いた高音質マスターCD-R「スペシャルマスター盤」も同時発売している。価格はスペシャルマスター盤は13,000円、通常版は3000円(共に税込)である。


■赤坂工芸音研
http://www.aklab.jp
東京都港区赤坂9-4-7
お問い合わせ:03-3401-8226

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