ハイエンドショウ2009レポート

<音元ブース>石田氏を迎えCDプレーヤー8モデルを聴き比べ - 本国より早い新製品披露も

2009/10/09 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日より東京・有楽町の交通会館で開幕したハイエンドショウトウキョウ2009。Bルームの音元出版ブースでは評論家諸氏を招いたイベントを次々と開催しているが、9日16時30分からは石田善之氏を迎えて「話題の10万円前後のCD & SACDプレーヤーを聴く」が開催された。

石田善之氏

イベントの様子

同イベントは、その名の通りに10万円前後のプレーヤーを聴き比べようというもの。会場にはONKYO「C-S5VL」、ATOLL「CD-30」、MARANTZ「SA-8003」、ONIX「CD-10」、TRIODE「TRV-CD4SE」、NMODE「X-CD1」、PIONEER「PD-D09MkII」、CREEK「EVOLUTION CD P」という8モデルが用意され、「TAD Reference One」とアキュフェーズのアンプと組み合わせてデモが行われた。

デモに使用されたシステム

石田氏は「各メーカーをそれぞれ単独で聴く機会はあるが、最近はこうして同一条件で一斉に多数の機器を聴き比べることが少なくなっている」と、昨今のオーディオ界隈の事情についてコメント。今回のイベントの意義について述べた。

ATOLL「CD-30」

DYNAUDIO JAPANの前田氏

また、機器の入れ替え時には、会場を訪れていたメーカー担当者が製品の特徴を直接説明する一幕も。中でも、ATOLLを取り扱うDYNAUDIO JAPANの前田氏からは「実は本機は本国フランスでも10月12日か13日に披露される予定の新機種で、日本には今朝着いたばかり。税関を通ったものを直接持ってきた」とサプライズ発言も飛び出した。気になる値段についても「94,000円から95,000円くらいで出せるのではないか」との情報が明かされた。

イベントの最後に石田氏はSACDについても言及。「オーディオファンがちょっと目を話したらおしまいになってしまうのではないか」と、あまり目立った動きの見られない現状に触れながらも、「ファンとして、SACDが聴き続けられる状況であってほしい」とエールを贈りイベントを締めくくった。

なお、音元出版ブースでのイベントは土日にも多数用意されている。イベントスケジュールはこちらで確認できる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE