ハイエンドショウ2009レポート

<音元ブース>山之内氏が小型スピーカーの魅力を紹介!注目の6モデルを聴きくらべ

公開日 2009/10/09 18:51 Phile-web編集部
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現在開催中の「ハイエンドショウ2009」では音元出版もBルームにブースを構え、「季刊・オーディオアクセサリー」「季刊 analog」誌で活躍する評論家を迎えたイベントを連日行っている。


音元出版のブースでは今年も様々なイベントを開催
初日9日の第1弾は、山之内 正氏による「話題の小型スピーカー聴き比べ」と題した試聴イベント。音元出版ブースにはTADの「TAD Reference One」がレファレンススピーカーとして常設してあるが、今回はそれは使わず小型ブックシェルフスピーカー6モデルをアキュフェーズのプレーヤー、アンプと組み合わせて使用する。


山之内 正氏が小型スピーカーの世界をナビゲート
「スピーカーのセレクトは編集部が行ったが、私好みのモデルばかり」と山之内氏が太鼓判を押す使用スピーカーは、CAV「V-70NW」、mhi「Evidence MM01A」、MONITOR AUDIO「Silver RX2」、FOSTEX「GX102」、KRIPTON「KX-3P」、TANNOY「Definition DC8」。


CAV「V-70NW」
トップバッターのCAV「V-70NW」(製品データベース)は、リボントゥイーターを採用しながらペアで66,150円(税込)というコストパフォーマンスの高さを山之内氏も高く評価しているというモデル。


mhi“Evidence”「MM01A」
mhiブランドは、大手AVメーカーのスピーカーの商品企画・開発に携わったEd・Kojima氏によって02年に設立された米MICRO HOME INSTALLATION,INC.(MHI)社が手掛けるブランド。「MM01A」(製品データベース)もトゥイーターにリボントゥイーターを採用している。


MONITOR AUDIO「Silver RX2」
MONITOR AUDIO「Silver RX2」(製品データベース)は先月発売されたばかりの新製品。「小型スピーカーのデモでは普通かけないが、このスピーカーならいけそう」という山之内氏の意向でマーラーを再生し、その再生能力の高さをみせつけていた。


FOSTEX「GX102」
続いて登場したFOSTEX「GX102」(製品データベース)も10月中旬に発売の新製品だ。特にボーカルの再生にこだわった音作りをしている製品とのことで、ボーカル曲などを再生した。


KRIPTON「KX-3P」
KRIPTON「KX-3P」(製品データベース)は密閉型スピーカー。「特に低音に注目してほしい」と男性ボーカル曲を中心に再生していた。


TANNOY「Definition DC8」
ラストにはTANNOY「Definition DC8」(製品データベース)が登場。09年6月発売の新しいシリーズだが、「同軸ユニットとピアノ仕上げのエンクロージャーの美しさが魅力。タンノイの代表的なシリーズになる予感がする」と山之内氏もそのポテンシャルに期待を寄せていた。

会場は平日昼のイベントにも関わらず、途中から大勢の立ち見がでる大盛況ぶり。

音元ブースでは、明日以降も魅力的なイベントがたくさん開催される予定。イベントスケジュールはこちらで確認できる。

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