レコード店に持参すると特典もアリ

レコードコレクター必携の『レコードマップ+CD '09-'10』が発売

2009/04/06 季刊 analog編集部
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『レコードマップ+CD '09-'10』編集工房 球 編(発売:学陽書房)¥1,900+税
1986年に『TOKYO RECORD MAP』としてスタートした『レコードマップ』。“レコマ”の愛称で呼ばれ、レコードショップ巡りをする音楽ファンやレコードマニアたちの必携のガイドブックとして毎号好評を博している(ちなみに『季刊 analog』編集部でも、レコード店取材の際の参考書にさせていただいている)。

4月に発売されたばかりの最新刊『レコードマップ+CD '09-'10』(編集:編集工房 球、発売元:学陽書房 1900円・税別)は、全国の中古・輸入・専門CD/レコード店と通販店などの最新情報を掲載。営業内容や取り扱いジャンルなどの基本情報が分かりやすくまとめられているのはもちろんのこと、掲載店の約1/3で、本書を持参すると割引きなどの特典を受けられるという嬉しいサービスも用意されている(特典サービスは原則的に2010年3月まで有効)。また、レコード店の写真が一部ではあるが掲載されているのも、利用者にとってはありがたいところだろう。

今回の最新号の巻頭インタビューは、ピーター・バラカン氏。「音楽を共有すると満たされるんです。」と大見出しが付けられた巻頭インタビューは、氏の音楽へのこだわりと愛情が随所に溢れる内容となっていて、音楽ファンならばぜひ読んでいただきたい企画である。また、クラブシーンを支えてきた渋谷のレコードショップの現状を分析し、渋谷の音楽シーンに深く関わる3人のコメントを合わせた取材記事も、とても興味深い内容となっている。

ウェブでたくさんの情報を得られるこの時代となっても、“レコマ”を何度も眺めて自力でお店を選び出し、そして実際店を訪ねるといったワクワクした楽しみは、何ものにも代えられないものだろう。ぜひ、書店で一度手にとってみることをお薦めしたい。

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