世界のオーディオファンが集結

「広州オーディオフェア2009」レポート <Part.2>「アナログ&iPod」の最新動向

公開日 2008/12/30 13:03 季刊・オーディオアクセサリー編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
さてCDの話題が続いたが、その他のメディアとしては昨年もレポートした通り、中国でもアナログレコードが大ブーム。

中国国内でターンテーブルやトーンアームを開発するメーカーも増えてきており、これらを展示しているブースは特に来場者が多かった。ただ非常に高価なものが多いのも現状。アナログ盤も高値の花だ。広州郊外の電気街には多くの中古のレコード屋が軒を連ねているが、店に展示してあるようなレコードは日本円にして6000円から7000円くらい。通常CDが1枚150円くらいというから、購入できるのはごく限られた人だけのようだ。

台湾のColin Sound Labsが開発した超ロングアーム

北京のオペラ・オーディオではアナログプレーヤーもラインアップが充実


スロヴェニア発KUZMAの「Stabi XL Turntable」

ドイツのガレージブランドDr. Feickert Analogueのターンテーブル。MARC (メカニカル・アンチ・レゾナント・サーキット)という独自の理論を採用


同じくドイツのガレージブランドtw-acusticのターンテーブル「Raven One」。土台やターンテーブルはすべて自社で加工しているという

CD、アナログの他にもiPod等々も含めたUSBを介したPC音源をソースとするシステム構築を行うための製品も非常に多くなった。iPodはiPhoneも含め中国の一般層にも浸透してきており、事情は日本と同じようになってきているようだ。

北京のL&T Murakamiが製造するフロントロードホーン型スピーカー

L&T Murakami社製の同軸ユニット。木製のセンターキャップが特徴


台湾My Audio社のヘッドホンアンプ「X02」とヘッドホン「DM030」

「電池付き」ケーブルを発見!


日本でもお馴染みドイツDuevel社の無指向性スピーカー「Planets」。何と6色もあったのだ

フルテックのブースも大盛況。弊社「オーディオ銘機賞」のロゴマークも多く見られた


オランダのハイエンドケーブルブランド、シルテックは25周年を迎えた。写真は記念モデル「Zero Ohmシリーズ」

Vivid Audio「G1 GIYA」も登場。ダールジールのアンプでドライブしていた


KEFの「MUON」もお目見え

オクターブの最高峰モノラルパワーアンプ「Jubilee」。今年は日本へも上陸か


英国PMCのフラグシップスピーカー「BB5/XBD-A」もデモンストレーションを行い、盛況を博していた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE