<ハイエンド2008:イベント>貝山知弘氏がアナログレコードの名盤を多数持参

公開日 2008/10/12 17:46
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ハイエンドショウトウキョウ2008最終日の音元出版ブースイベントの第2弾は、貝山知弘氏による「アナログの名盤を聴く」。貝山氏の到着が少々遅れてスタートがズレ込むというちょっとしたハプニングもあったが、会場は大勢の来場者で賑わった。

貝山知弘氏

試聴システムには、プレーヤーにジャイロデックの「UNV-1」、スピーカーにTAD「Reference One」、パワーアンプにはテクニカルブレーンの「TBP-Zero」、プリアンプに同じくテクニカルブレーン「TBC-Zero」を使用。ピアノ協奏曲などのクラシックを中心に、貝山氏が持参したアナログレコードの名盤の数々が再生された。

イベントで使用された試聴システム

イベントでは、アナログ関連機器で貝山氏が最近気に入っているというレコードクリーナー、「MERA EL」(関連ニュース)についても触れられた。同製品の取り扱い元で、Sブースにも出展しているアンダンテラルゴの鈴木氏による製品説明も加えながら、クリーニングを施す前と後の聴き比べが行われた。

独Hannl社の吸引式レコードクリーナー「MERA EL」

アンダンテラルゴの鈴木氏による「MERA EL」の実演。多くの来場者が身を乗り出して作業の様子を見学

「CDが出始めた頃に一時期アナログから離れたこともあった」とも明かす貝山氏だが、「CDとアナログの両方を持っている作品もあるが、アナログの方が音の芯がしっかりしていて好みの場合もある」と語り、来場者にアナログレコードの魅力を伝えていた。

(Phile-web編集部)

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