【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】タイムロード 黒木弘子氏

公開日 2008/05/07 19:36
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タイムロード(株)代表取締役社長 黒木弘子氏
プチイベントを積み重ね
積極的な意見交換を続ける


プロ機器も含め、極めてユニークな製品を輸入するタイムロードの黒木社長に、近況をうかがった。

「当社の売上げは順調に推移しています。ご存じのように、ヘッドホンは、長期間衰えることなく、底堅いセールスを確保しています。当社扱いのウルトラゾーンも例外ではありません。ヘッドホン再生のクオリティを上げる手段として、一般的知名度は決して高くない、知る人ぞ知るブランドでありながら、力強い動きをしています。

もう一つロングセラーとして特筆しておきたいのが、コードのDAコンバーター、DAC64Mk2です。コードブランドは新製品も含め、かなり高額でありながら、おかげさまで、好調を持続しています。中でもこのモデルは、発売から7年という長寿製品で、現在も最も人気のあるアイテムです。システムの音質向上に手軽かつ貢献度が高いのに加え、次世代と目されていた高品位メディアの足踏みが理由だと思っています。

この春から夏への商品展開は、既存の製品を継続していきます。販売店での『プチイベント』と称している試聴会を積み重ねていく予定です。話しながらの試聴で、新規顧客だけではなく、ユーザーさんや、販売店の担当の方との意見交換も目的です。オーディオは突き詰めると人ですから、一人でも多く、エバンジェリストになってもらえれば嬉しいことです」という。

(Senka21編集部)

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