【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】DYNAUDIO JAPAN 前田正人氏

公開日 2008/04/25 20:01
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“オーディエンス”シリーズ
エントリー層を捉え底上げ需要


DYNAUDIO JAPAN(株)代表取締役 前田正人氏

ピュア志向の優れた製品として高い評価のディナウディオスピーカーだが、ここに来てリーズナブルな価格帯の製品群の動きがいいという。

代表取締役の前田正人氏は「10万円強の“オーディエンス42”などオーディエンスシリーズが好調で、しかもコンスタントな動きになっています。高額商品の動きがでるのも嬉しいものですが、今まで“コンポーネント”とは遠かった層から、ハイファイ志向の強い製品として認知・評価され、市場が着実に広がっていることを感じています」という。

また、同社が扱うATOLLも新規顧客獲得に大きな力になっているとして、エントリー製品群の好調を新たな市場の曙光として期待を滲ませる。また、量販店で購入した方が、グレードアップを志向して専門店を訪ねるケースも散見されるようになってきたという。「新しい市場との繋がりに量販店と専門店との新たなリレーションを探ることも可能では?」と、前田社長はオーディオ市場の活性化に新たな糸口を見出している。

4月中には東京・八丁掘の試聴スペースをさらにショールームを加えてオープンさせる。ディナウディオの様々な製品をハイエンド、ローエンドともに高いパフォーマンスで体感いただき、製品の魅力の発信にさらに念を入れる考えだ。

(Senka21編集部)

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