【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】トライオード 山崎順一氏

公開日 2008/04/16 19:00
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

(株)トライオード 代表取締役 山崎順一氏
市場の裾野を拡げるため
誰もが楽しめる製品を投入


“低価格で魅力ある商品”というコンセプトのもと真空管アンプを中心とした商品を展開するトライオード。

山崎氏はリーズナブルな製品を投入する理由について「高級オーディオにしかない魅力ももちろんありますが、そのような商品は誰もが購入できるわけではありません。オーディオは音楽の面白味を伝える遊びの製品。誰もが音楽を心地良く楽しめるロングライフの製品が求められていると考えています」と説明する。

また「最近はそのような部分も含め、深いご理解を示してくださるお客様が増加しています」と強い手応えを感じ取る。同社の製品購入者は、価格からオーディオに興味を持ち始めたビギナー層が多いのも大きな特長で、とりわけ人気を集めてるのはTRV-SEシリーズ。「CDプレーヤーのTRV−CD4SEは発売したばかりにも関わらず初期ロットはすでに完売、プリメインアンプTRV-88SEも生産が追いつかないほどご好評いただいております」と嬉しい悲鳴をあげる。

一方で「SP100Rをはじめとするブックシェルフタイプは今年注力したい商品です」と語るスペンドールのスピーカーに加え、ゾノトーンのケーブルも好調に推移。今後の取り組みについては「フォノイコライザー、D/Aコンバーター、845の真空管を採用したステレオアンプを順次予定しています。是非ご期待ください」と強い意気込みを見せる。

(Senka21編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック