2008年04月11日
【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】ティアック エソテリック カンパニー 佐伯政哉氏
新たなコンセプトを掲げ08年はアンプに注力する
「株価下落の影響や原油高による輸入品の値上げと、ムードはあまり良いとは言えませんが、ハイエンド市場に限れば安定している状態と言えると考えております」と現在の市場を考察する佐伯氏。
昨年末発売した自社開発のターンテーブルメカニズム「VRDS-NEO(VMK-5)」搭載の一体型SACDプレーヤー「X-05」(製品データベース)は「新自社メカ搭載の一体型機ということに加え、ハイCPを実現し、生産が追いつかないほどの引き合いをいただきました」と好調だ。
また、1月下旬には真空管を採用した超弩急のステレオパワーアンプ「A-100」を市場投入(関連ニュース)。さらに3月下旬には同社初となるステレオプリアンプ「C-03」の発売を控える(関連ニュース)など、その勢いにますます拍車がかかる。
「X-05の発売で、回転系のラインナップは出揃いましたので、今年はアンプに注力していきます。A−100、C−03共に、マスターテープならではの豊かな音楽情報を、余すことなくお客様に伝えたいという創業当時からの思想を“マスターサウンドワークス”というコンセプトとし、改めて追求した商品です。マスターサウンドの音そのものを再現するということではなく、かつてマスターテープに聴いたすばらしい音楽表現力の感動をさらに昇華させ追求しようという強い想いを込めています」と説明する。創業以来20年間に渡り積み上げてきたノウハウを結集し、まさに今だからこそ実現できた商品だと自信を見せる。
一方で、多くの海外ブランドの取り扱いも行っている同社。「安定した人気を誇るタンノイに加え、新モデルを控えるアバンギャルド、昨年から取扱いを開始したVPI Industries Inc.のアナログプレーヤーなど、いずれも好調に推移しています」とのこと。「取り扱う商品も多岐にわたり、試聴会も今後ますます増加させていきます。ハイエンド機器は実際に音を聴いて納得していただくことが何よりも大切です。今後も販売店様とのコミュニケーションをより密接にし、お客様に感動を伝えていきたいと考えています」。
(Senka21編集部)
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