世界的に活躍するバイオリニスト・徳江尚子とピアニスト・東誠三のベートーベンが発売

公開日 2007/11/20 17:00
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徳江尚子(バイオリン)&東誠三(ピアノ)が演奏するベートーベンのバイオリンソナタ「春」などを収めたアルバムが明日11月21日に発売される。

徳江尚子(バイオリン)は、12歳で東京交響楽団のソリストとしてデビュー後、桐朋学園大学2年生の時、ソ連文化交流の交換留学生としてモスクワ音楽院に留学。レオニード・コーガン氏に師事し、その後、パリ、ロンドンで鍛練した経歴を持つ。英国に長く滞在しロイヤルフェスティバルホール、BBCテレビ、エディンバラ音楽祭で活躍。2007年にはアラブ首長国連邦でアブダビ文華財団、日本、ロシア両大使館主宰のリサイタルなど海外公演を行った。

楽曲表現に不可欠なすべてのエレメントを持って表現され、不要なファクターは削ぎ落とした演奏は一聴の価値ありだ。

一方、ピアノの東 誠三は東京音楽大学付属高校から同大学に進み1983年、第52回日本音楽コンクール第一位に輝く。卒業と同時にパリ国立高等音楽院に留学。これまでにヨーロッパ、北米などでリサイタルを行い、各地の主要オーケストラにソリストとして招かれ好評を博した。現在は東京芸術大学准教授を務めるほか、東京音楽大学国際スズキメソード音楽院などで後進の育成も行っている。

二人の演奏を絶妙なコラボレーションで聞かせる本作は要注目だ。

■ベートーヴェン:「スプリング」&「クロイツェル」
 FOCD-20067 ¥2,520(税込)
 徳江尚子(バイオリン)/東誠三(ピアノ)


(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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