パイオニア、2ch再生に特化したSACDプレーヤー「PD-D9」を発売

公開日 2007/10/09 18:33
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パイオニア(株)は、SACDプレーヤー「PD-D9」と、FM/AMチューナー「F-F3」を発売する。各製品の詳細は以下のとおり。

PD-D9 ¥138,000(税込) 11月下旬発売

PD-D9

本機はSACD、CDの再生に対応したSACD/CDプレーヤー。SACDはステレオ出力のみに対応する。

電源部に無帰還型電源回路と低ESRコンデンサーを採用。レスポンスが速くスピード感のあるサウンドの再生を実現するという。また、デジタル電源部においては低ESRコンデンサーを3個パラレルで使用し、デジタル回路部への電源供給のレスポンス性能を高めている。

また、新たにツインRコアトランスを搭載。デジタル/アナログそれぞれに専用のRコアトランスを採用することで、安定した電源供給を可能にするという。

D/Aコンバーターは、ウォルフソンのフラグシップDAC「WM8741」をパラレル接続(モノモード)で使用。微細な音楽信号に含まれるニュアンスもリアルに再現する。また、DAC専用のツインクロックシステムを搭載し、サンプリングレートコンバーターを採用。CD再生時にはオーディオデータを176.4kHzにアップサンプリングし、ジッターも低減するという。

SACDのDSD信号を1チップでデコードする「ダイレクトコンストラクション」を採用することで回路規模を最小化し、クリアなサウンドを実現。さらに、独自の高音質機能「レガートリンクコンバージョンPRO」、「Hi-bit」(16bitを24bit変換)を搭載することで、CDをより自然で原音に近い音質で再現可能だ。

脚部にはTAOC製専用インシュレーターを搭載。ディスクドライブメカとピックアップには、自社製のローディングドライブメカを採用している。


F-F3 ¥45,000(税込) 10月下旬発売

F-F3

AM/FM放送の受信が可能な単体チューナー。整流回路にノイズの少ないショットキーバリアダイオードを使用し、レスポンス速度を向上させているほか、「クリーングラウンド思想」を盛り込み、デジタルとアナログのグラウンドを分離。相互干渉を抑え受信性能への影響を抑えている。

放送局名を100局まで自動で登録できる「オートプリセットメモリー」機能を搭載。また、受信状況をボタンひとつで変えられるMPXモードを備えており、ステレオ/モノの切り替えを容易にし、安定した受信を実現するという。

【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

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  • ブランドPIONEER
  • 型番PD-D9
  • 発売日2007年11月下旬
  • 価格¥138,000(税込)
【SPEC】●周波数特性:SACD 4Hz〜50kHz(-3dB)、CD 4Hz〜20kHz(-1dB) ●SN比:SACD 110dB、CD 115dB ●ダイナミックレンジ:SACD 110dB、CD 100dB ●サンプリング周波数:2.8224MHz (DSD) ●アナログ出力(電圧):LR×1(RCA) ●デジタル出力端子:光×1、同軸×1(RCA) ●その他の端子:SR-IN/OUT ●消費電力:19W ●外形寸法:420W×113H×340Dmm ●質量:11.0kg
  • ブランドPIONEER
  • 型番F-F3
  • 発売日2007年10月下旬
  • 価格¥45,000(税込)
【SPEC】●受信周波数:FM 76.0 MHz〜90.0 MHz/AM 522 kHz〜1629 kHz ●周波数特性:30Hz〜15kHz (±1 dB ) ●端子:SR-IN/OUT ●消費電力:8W ●外形寸法:420W×78H×344Dmm ●質量:5.0kg