<IFA2007レポート:ヤマハ>本格2chプリメインアンプとSACDプレーヤーを発表

2007/09/01
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

「A-S2000」(上)と「CD-S2000」(下)
昨年の同ショウではスピーカーシステム「Soavo-1」「Soavo-2」をお披露目し、老舗ピュアオーディオブランドとしての復活を遂げたヤマハ。同ブランドのピュアオーディオ関連の目玉は、2ch本格プリメインアンプ「A-S2000」とSACDプレーヤー「CD-S2000」である。

両機とも、長い歴史を持つ同社の伝統的なピュアオーディオ技術を継承しつつ、新たなテクノロジーを融合させた注目製品となっている。

A-S2000は本格ウッドのサイドパネルに、極厚アルミのフロントパネルを採用した伝統的な外観を持つ、160W(×2)の出力を備えたプリメインアンプ。MC/MM対応のフォノイコライザーも内蔵している。XLRインプットと、ハイクオリティサウンドを引き出すためのインプットセレクト、フォノイコライザーのために、3つのICを左右チャンネルそれぞれに独立して搭載。4つの電源トランスを独立した形で搭載した、まさに本格仕様のプリメインアンプとなっている。

一方のCD-S2000は、A-S2000と同一コンセプトのデザインを採用したSACDプレーヤー。アルミ無垢材で作られた独自開発のドライバーを搭載し、完全独立の電源部、出力端子にはXLRも装備した本格仕様となっている。DAコンバーターはバーブラウン製。ピュアダイレクトモードを装備しており、より臨場感あふれる再現性を可能としている。日本での発売が待ち遠しい限りである。

(オーディオアクセサリー編集部・伊佐山)

[IFA2007REPORT]

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE