クラシック・ア・カペラの成長株、アウラの2ndアルバムが発売

2006/07/11
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近年クラシック界での声楽グループ隆盛のなかで、成長株として大いに注目を集めているグループ、アウラの新譜が発売された。
 結成して三年ではあるが、特にこの一年間で数々のコンサートやイベント出演し、大きく成長した。繊細さとしなやかさも加わり、高度な曲をしっかりと自分たちのものにしている充実ぶりは目覚しい。
 声質が揃った音色は本当に美しく、楽曲によってリードボーカルの個性が光っている。長生淳とshezooの編曲も冴えており、名倉亜矢子の歌唱指導により古典曲もさらに充実。クラシック・ア・カペラの大いなる可能性を示したアルバムである。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


『カンネス』
TEAR-1/¥2,730(税込)

01 ピアノ協奏曲21番 第2楽章/W.A.モーツァルト(5声) 
02 ハレルヤ オラトリオ「メサイヤ」より/ヘンデル(5声)
03 花のワルツ「くるみ割り人形」より/チャイコフスキー(5声)
04 アルハンブラの想い出/タルレガ(5声)
05 カディスの娘/ドリーブ(4声)
06 鳥の歌(カタルーニャ民謡)(4声)
07 小フーガ ト単調/J.S.バッハ(5声)
08 サンタ・ルチア/コットラウ(4声)
09 さあ、もういちど愛が呼んでいる/ダウランド(4声)
10 星よ、陽の光のように輝いて「モンセラーと朱い本より」(5声)
11 フニクリ・フニクラ/デンツァ(5声)


●コンサートスケジュール
9月3日(日)Hakuju Hall
10月14日(土)玉川学園チャペル

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