生誕100周年を迎えた古賀政男の評伝が刊行

公開日 2004/07/12 09:19
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
『評伝 古賀政男』
●(株)アテネ書房は、古賀政男の生誕100周年を記念し、『評伝 古賀政男』を刊行した。今もなお人々に愛され続ける古賀メロディーの魅力と真実に迫った同書では、 故郷喪失の少年時代、苦学の青年時代に独学で音楽を学び、 豊かな音楽的世界を創り上げた波乱の人生を、激動の昭和を背景に解き明かした音楽家評伝の決定版となっている。
 ぜひとも夏のひと時、読書に浸っていただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

『評伝 古賀政男』
菊池清麿・著/アテネ書房
A5判・上製・320ページ
定価:\2,520(本体\2,400+税\120)

●著者
菊池 清麿(きくち・きよまろ)
1960 年、岩手県に生まれる。明治大学大学院修了(学位・修士号)。 専門は音楽メディア史、近代日本流行歌史。

●構成

第T部 古賀政男の少年体験
1 誰か故郷を想わざる
2 サーカスの唄
3 人生の並木路

第U部 駿河台の青春・古賀政男の青春体験
1 明治大学への進学
2 明大マンドリン倶楽部・伝統の創造と革新
3 青春の苦悩と情熱
4 プレクトラム音楽家・古賀正男

第V部 苦悩する古賀政男
1 作曲家古賀政男
2 古賀メロディー第一期黄金時代
3 苦悩と不安の時代

第W部 流行歌王―古賀政男
1 古賀メロディー第二期黄金時代
2 転機
3 世界の古賀メロディー
4 古賀メロディー第三期黄金時代

第X部 戦後の時代と古賀メロディー
1 古賀メロディー第四期黄金時代
2 新しい歌謡曲の時代
3 古賀メロディー第五期黄金時代

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク