ケーブルブランド探訪記(OYAIDE編その3「OR-800」)

公開日 2004/03/25 09:19
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「OR-800」 ¥8,000(1.5mペア)
●第3回目は同社のリッツ線仕様のスピーカーケーブル「OR-800」をご紹介する。一般の裸集合の導線に比べて、リッツ線は伝送特性が良く、渦電流損も極めて少ない性質を持っている。さらにリッツ線は素線の1本1本にポリウレタン樹脂を被膜しているので、 素線が酸化せず経年変化もほとんどなく、長期間使用しても音質は変化することがないというメリットもある優れものである。

この「OR-800」は、線径が太いために被膜を剥がすのが難しいので、販売時にあらかじめ末端加工処理が施されている。 末端処理の形状は2mmの単線出しと、6mm対応のYラグの2種類が用意されている。また長さに関しても注文に応じて対応してもらえるので、使用するシステムに最適な仕様をお選びいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


●ブランドプロフィール
オヤイデ電気は東京秋葉原に店舗を構える老舗電気店である。創業は昭和27年、モータトランス用マグネットワイヤーと絶縁材料の販売を開始することから始まった。オーディオ用の製品を販売するようになったのは今から約二十数年前、江川三郎氏の享受により日本初のオーディオ用電源タップ「OCB-1」を発売したことからである。ケーブルに関しても産業帯主体で販売していたが、オーディオ再生においても重要な役割を発揮することから取り扱いを開始。以後はお客様との直接の対話から数多くのヒット商品を生み出し続け、高性能で誰もが楽しめるオーディオアクセサリーをお求め安い価格で提供している。
 ラインナップはインターコネクトケーブルからスピーカーケーブル、デジタルケーブル、電源ケーブル、内部配線材まであらゆるジャンルが取り揃えられ、ケーブル単体やプラグ単体での販売も行っているので、自作ファンにも人気の高いブランドである。

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  • ブランドOYAIDE
  • 型番OR-800
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格¥8,000(1.5mペア)
【SPEC】
●材質:OFHC
●芯線:800/0.12(9Sq)
●定尺:1.5m,2.0m,2.5m,3.0m,3.5m,5.0m,7,5m,10.0m
※その他ご指定の長さで受注可