英国ロックの深い森

2004/02/16
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●2001年秋に刊行された『英国ロックの深い森1955-1975』の続編となる『英国ロックの深い森1976-1990』(レコード・コレクターズ増刊/(株)ミュージック・マガジン 税込み\2,800)が2月19日に発売となる。

ブリティッシュ・ロックの奥の深さを見せつけてくれた前作の流れを汲んで、今回は1976年から90年の間にファーストアルバムをリリースしたアーティストだけを取り上げている。パンク/ニューウェイヴの登場でシーンが大きく変わっていったこの時代に、どのようなバンドがどのような作品を残していったのか、それをたどっていくだけでも十分面白い。充実したディスコグラフィを持つ本書は、単なるレコードガイドブック以上のものといっていいだろう。
巻頭カラーのパンク・ニューウェイヴ・シングルコレクションだけでも一見の価値あり。

監修はミュージシャンであり、音楽評論家、レコードコレクターとして知られる和久井光司氏。
ブリティッシュ・ロックが本当に好きでなければ作れない労作である。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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