澤野工房より新譜2枚がリリース、サイトも大幅リニューアル!

2004/01/16
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ペリーヌ・マンスゥイ・トリオ『LA NUIT』とマルク・デュクレ『Qui Parle?』
●大阪・新世界のジャズレーベル、「澤野工房」では、2004年よりオフィシャルウェブサイトの大幅リニューアルを実施した。また、1月21日に2004年最初の新譜リリースを2作品予定しているので、ご紹介しよう。

◆新譜発売その1
(ASシリーズ)

ペリーヌ・マンスゥイ・トリオ『LA NUIT』

2004年最初の澤野工房ASシリーズのリリースは、フランスの女性ピアニスト、ペリーヌ・マンスゥイ・トリオの 『 LA NUIT 』。「ラ・ニュイ」はフランス語で『夜』という意味で、タイトルにふさわしい、音の余韻に静かに浸る事が出来る落ち着いた作品。

CDジャケットは、昨年大阪で開催された「澤野工房・CDジャケットデザインコンペ展」で優勝した、山本理宴子さんの作品。微妙な色のにじみ具合、ほのかに感じられるキャンバスの質感は、手描きだからこそ出せる味わいのあるものとなっている。

●アーティスト名:ペリーヌ・マンスゥイ・トリオ
●作品名:『LA NUIT』
●製品番号:AS035
●発売日:1月21日


◆新譜発売その2
(SKETCHシリーズ)

マルク・デュクレ『Qui Parle?』

SKETCHシリーズの新作は、マルク・デュクレのアルバム『 Qui parle? 』。(キ・パール/英語でいうと、who speaksとの事)創造と狂気の瀬戸際を失踪する、マルク・デュクレ(guitar)の世界が広がっています。フランスジャズ界の天才・異才が集結した、ハマる人はどっぷりハマる、SKETCHマニア向けの作品となっている。かなり難解・ハードな内容となっており、JAZZ初心者向けではないため、購入前の試聴が薦められている。

●アーティスト名:マルク・デュクレ
●作品名:『Qui Parle?』
●製品番号:SKE333038
●発売日:1月21日

※SKETCHシリーズ(スケッチシリーズ)
フランス人プロデューサー、フィリップ・ギルメッティ氏が「自分の好きなジャズ作品しか制作しない」というポリシーのもと、最先端のヨーロッパ・ジャズを発信し続けるレーベル。本業がデザイナーというだけあり、ジャケットデザインも目を引くものがある。フランスで数々の賞を受賞している、最先端のヨーロッパ・ジャズ、そして従来の作品からは思いもよらないような、ジャズの多様性を感じたい方に。

※ASシリーズ(アトリエサワノシリーズ)
埋もれるにはあまりにも惜しい、多くの名演の復刻。そしてヨーロッパをはじめ、世界各国で活動するジャズアーティスト達を発掘し、新たにレコーディングした作品。それらを澤野氏が自らの耳で確かめ、これは! と思う音源を続々とリリースし続けているのがASシリーズ。耳に心地よく響くメロディの中にキラリと光る、「この作品でしか聴けない音」が特徴。親しみやすいピアノトリオをお探しの方に。

いずれの作品も、1月21日から下記ウェブサイト上で購入・試聴が可能になる。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

●澤野工房
大阪市浪速区恵美須東1丁目21-16
TEL(06)6641-5015

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