ケーブルブランド探訪記(GOERTZ編その12「Python Hybrid」)

2003/10/03
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「Python Hybrid(パイソンハイブリッド)」
●第12回目は同社のOFC銅と高純度銀をハイブリッドさせた導体を採用したスピーカーケーブル「Python Hybrid(パイソンハイブリッド)」をご紹介する。同モデルはピュアカッパーと99.99%純銀のハイブリッドを採用することで、それぞれの特徴を、高度な技術でバランスさせたスピーカーケーブルとなっている。ぜひともお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

「Python Hybrid(パイソンハイブリッド)」
線径:AWG-10

「2PW-R 」
コネクター:ロジウム
1.5m \74,800
2.1m \102,400
3.0m \143,800

「2PW-SY」
コネクター ロジウム シルバーYラグ
1.5m \77,400
2.1m \105,000
3.0m \146,400


●GOERZ(ゴーツ)社のプロフィール
GOERTZは、米国コネチカット州のブリッジポートに本拠地を置くAlpha-Core社のケーブルブランドである。同社のケーブルの最大の特徴はデンマークの電子工学とオーディオエンジニア「OLE GOERTZ」氏によって発明されたフラット/ツイスト構造のケーブルにある。世界20カ国で特許を取得し、その低インピーダンスで、低ひずみ、歪みの無い伝送はフラット/ツイスト構造により実現されている。
ひずみ度はケーブルに沿ってその抵抗・インダクタンス、そして容量に依存する。また、抵抗は長さと導体クロスセッションに依存する。フラットケーブルの利点は低い抵抗を生み、結果として強力な低音エネルギーを伝えることにある。低いインダクタンスと合間って長く伸ばした場合でも、他のハイエンドケーブルと比べ圧倒的に有利な条件となるのである。結果として、GOERTZのケーブルはダイナミック、ワイドレンジ、極限の低DCR、強力な低音と中音、明快な高音を引き出すなど高いパフォーマンスを発揮する。

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