「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.133とNo.134を紹介!

公開日 2003/05/28 10:16
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(左)No.133:「フランス・ヴァイオリン・ソナタ集」(右)No.134:ルクレール「ヴァイオリン・ソナタ集」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.133:「フランス・ヴァイオリン・ソナタ集」とNo.134:ルクレール「ヴァイオリン・ソナタ集」をご紹介する。

◆No.133:「フランス・ヴァイオリン・ソナタ集」

・初発売のラロ、プーランクを加え、カントロフの至芸でフランスのソナタを聴く。
待望の初発売となるのはプーランクの名作ヴァイオリン・ソナタと現在ほとんど演奏される機会のない珍しいラロのソナタ。既発売で折り紙付の名演とされてきたサン=サーンスのソナタ集とカップリングした超スペシャル盤。

・ディスク番号:COCO-70550
・価格:\1,000
・演奏者名:ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
ジャック・ルヴィエ(ピアノ)
・録音:1991,1994年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦(サン=サーンス)

◆No.134:ルクレール「ヴァイオリン・ソナタ集」

・いまや押しも押されもせぬ第一人者となった寺神戸亮の、記念すべきソロ・デビュー盤。
数々の受賞歴、著名オーケストラや室内楽のリーダーとしての活動、さらに指揮者としての成功。寺神戸亮はいまや押しも押されもせぬ第一人者である。パリ音楽院で教鞭を執った寺神戸が、ソロ・デビュー盤にフランス・ヴァイオリン楽派の祖、ルクレールを選んだのはごく自然なことだった。現代楽器ではむしろ困難なテクニックを駆使し、フランスとイタリアが多様に交錯する魅力を、楽器の可能性の限界まで使って表現しきっている。

・ディスク番号:COCO-70551
・価格:\1,000
・指揮者名:寺神戸亮(バロック・ヴァイオリン)クリストフ・ルセ(チェンバロ)鈴木秀美(バロック・チェロ)上村かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
・録音:1993年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術準推薦

・2タイトルとも現在発売中

・ヴァイオリンが奏でる世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

◆ジャン=ジャック・カントロフ
・ヴァイオリニスト。1945年南仏カンヌ生まれ。ニース音楽院、パリ音楽院で学ぶ。62〜68年の間カール・フレッシュ国際コンクールなど主要なコンクールで上位入賞を果たし、70年にはコルマール国際室内楽コンクールでも第1位を獲得。パリ管弦楽団の首席コンサートマスターを務めた後、オーヴェルニュ室内管弦楽団とタピオラ室内管弦楽団の音楽監督を務める。その美しい音色に定評があり、ソリスト、指揮者として世界的に活動している。

◆寺神戸 亮
・ヴァイオリニスト。1961年生まれ。桐朋学園大学で久保田良作に師事。83年日本音楽コンクールで3位、84年東京フィルの首席奏者に就任。その後、作品が作曲された当時の楽器と奏法を適用するバロック・ヴァイオリン演奏に専念するためデン・ハーグ王立音楽院に留学、S・クイケンに師事。レ・ザール・フロリサンなど第一線の古楽団体に参加、現在ラ・プティット・バンドのコンサートマスター。国際的なバロック・ヴァイオリンの第一人者である。

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176

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