「DENON CLASSICS CREST 1000」から、No.131とNo.132を紹介!

2003/05/27
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(左)No.131:シベリウス・シュニトケ「ヴァイオリン協奏曲ニ短調・合奏協奏曲」(右)No.132:J.Sバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」
●コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社から発売された、「DENON CLASSICS CREST 1000」のNo.131:シベリウス・シュニトケ「ヴァイオリン協奏曲ニ短調・合奏協奏曲」とNo.132:J.Sバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」をご紹介する。

◆No.131:シベリウス・シュニトケ「ヴァイオリン協奏曲ニ短調・合奏協奏曲」

・現代最高のヴァイオリニストがその真価を最大限に発揮した名盤。
「現代最高」のヴァイオリニストとして誰もが認めるクレーメルのオイロディスク・レーベルへの録音。清冽な抒情がクレーメルの美質とぴったりの相性をみせるシベリウスの傑作コンチェルト。併録のシュニトケ作品はまさに鬼才クレーメルの独壇場。

・ディスク番号:COCO-70547
・価格:\1,000
・指揮者名:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
・楽団名:ロンドン交響楽団
・演奏者名:ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
・録音:1977年[アナログ録音/デジタル・リマスタリング]
・推薦:レコード芸術準推薦

◆No.132:J.Sバッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」

・一本のヴァイオリンが描くバッハ音楽の世界が惹きつけて離さない。
音楽に説得力が満ち溢れて聴くものの耳をそらさせないのは、カントロフに音楽全体の構成に対する堅固な認識があるからであろう。そして彼最大の美点である音の真っ芯をとらえた美音が胸をつく。カントロフを超えてバッハが迫るかのような威容。名盤も数多いこの作品にあって不滅の価値をもつ名演である。

・ディスク番号:COCO-70548〜49
・価格:\1,500
・演奏者名:ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
・録音:1979年[PCM デジタル録音]
・推薦:レコード芸術推薦

・2タイトルとも現在発売中

・シベリウス、シュニトケ、バッハの世界を是非とも堪能して頂きたい。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

◆ジャン=ジャック・カントロフ
・ヴァイオリニスト。1945年南仏カンヌ生まれ。ニース音楽院、パリ音楽院で学ぶ。62〜68年の間カール・フレッシュ国際コンクールなど主要なコンクールで上位入賞を果たし、70年にはコルマール国際室内楽コンクールでも第1位を獲得。パリ管弦楽団の首席コンサートマスターを務めた後、オーヴェルニュ室内管弦楽団とタピオラ室内管弦楽団の音楽監督を務める。その美しい音色に定評があり、ソリスト、指揮者として世界的に活動している。

問い合わせ先
コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
(DENON)
п@03-3584-8111
FAX 03-3584-5176

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