ケーブルブランド探訪記(TMD編 その20 EASY KING)
EASY KING \29,000 |
「AC –KING」では冶金技術的な金属の加工を「音色のコントロール」として用いた画期的な方法論をとっているが、この「EASY KING」はその技術の一部を用い、単にコストパーフォーマンスの高い電源ケーブルに留まっていないモデルである。
このモデル名の由来は同社のハイエンドモデル「AC-KING」と比較すると、導体の径が若干細いために低域の出方が止まる面があるが、その分、柔軟性が増すので、上位機種よりも取り扱いがイージーであるという点から来ている。ぜひお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
●TMDブランドのプロフィール
TMD社はアンプやスピーカーなどオーディオ機器の特色を無視してケーブル開発は無意味であるというポリシーのもと、導体素材に複数の異種金属を組み合わせた単線の使用を基本設計としている。ユニークかつユーザーの細かなニーズに対応できるようなケーブル作りを日々実現させている。
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