【インターナショナル】山之内 正のショウレポート〜ラックス編〜

公開日 2002/09/21 15:57
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左:ラックスマンのユニバーサルプレーヤー「DU-7」 右:ヘッドホンアンプの新製品「P-1」はユーザーからのリクエストに応えて開発されたという期待の製品
●ラックスはこの秋強力な新製品を数多く投入するが、特に注目すべきは、同社として初めてマルチチャンネルSACDにも対応したユニバーサルプレーヤーのDU-7だろう。DU-10同様、同社独自のフルエンシー(FE)DACを搭載し、シャノン方式DACと好みに応じて使い分けることが可能だ。
 
会場ではJBLのS9800とB&Wのノーチラス801を使用して新しいプレーヤーとアンプの試聴を実施。ノーチラス801はフロント左右とリア左右の4チャンネル構成でマルチチャンネルSACDを再生したが、その際に使用したコントロールアンプは参考出品のCA7であった。CA7は8chに対応しているが、4chへのダウンミックス機能を利用して再生。ボリューム機構にC10の思想を受け継ぐ抵抗切り替え方式を導入する予定だという。マルチチャンネルSACDの再生音は生き生きとした躍動感があり、マーラーの交響曲もスケールの大きさ、深々とした低域の響きに2チャンネル再生とは別格の余裕を感じさせた。(山之内 正)

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