【インターナショナル】井上千岳のショウレポート〜オルトフォン編〜

2002/09/21
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<左>PRO-JECTのアナログ機器を展示(写真はRPM-6) <右>コンパクトなトールボーイConcorde 108Tも聴ける
●オルトフォン・カートリッジが演奏されているのはもちろんだが、今年はオーストリアのアナログ・プレーヤー、プロジェクトの新製品が稼動している。Studie(スタディ)と呼ぶダブルアーム・システム。カーボンファイバー製のストレート・アーム2本が取り付けられた期待のモデルである。アームはショートとロングの両方を備え、ターンテーブルは高密度アクリル。当然別々のカートリッジが簡単に聴き比べられる。
 
ちょっと目立たないが、プロジェクトのフォノ・イコライザーも同時に使われている。小型でC/Pに優れた秀逸な製品。プレーヤーと組み合わせてワンセットで使いたいモデルである。
 
スピーカーはJBLのS9800をメインにしているが、オルトフォンのコンコルドにトールボーイが登場してこれも一緒に鳴らしている。これも興味深い製品だ。(井上千岳)

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