ALM RECORDS、渡邊順生の『チェンバロの歴史と名器[第1集]』を発売

2002/07/04
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渡邊順生『チェンバロの歴史と名器[第1集]』
●(有)コジマ録音/ALM RECORDSは、演奏家としてでなく研究者としても第一人者のチェンバロ奏者、渡邊順生の2枚組CD『チェンバロの歴史と名器[第1集]』を発売した。

本作品は、渡邊氏の著書「チェンバロ・フォルテピアノ」(東京書籍刊)に準拠した内容となっており、資料としても価値のある作品だ。

渡邊順生は1973年に一橋大学の社会学部を卒業後、アムステルダム音楽院にてチェンバロをグスタフ・レオンハルトに師事し、1977年には最高栄誉賞付ソリスト・ディプロマを得て同学院を卒業、更にプリ・デクセランスを受賞した。その後はヨーロッパやアメリカで演奏活動を行い、各地で高い評価を受け、ソロCDなども多数リリースしている。

CD2枚組となっている本作品は、それぞれDisk1が「イタリアのチェンバロ」、Disk2が「フランダースのチェンバロ」と題されており、名曲の数々を聴くことができる。演奏に使用されたチェンバロは4台で、いずれも「名器」と呼ぶにふさわしいものだそうだ。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


【タイトル】渡邊順生 / チェンバロの歴史と名器[第1集]
【品番】ALCD-1038/1039
【価格】¥3,400(税抜)
【発売日】2002年6月28日(発売中)

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