ザ・ステレオ屋、ホームシアタールームを携えリニューアルオープン

公開日 2002/07/02 19:32
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「Electro-Voice」スピーカー/ビューテック 120インチスクリーン
●横浜市青葉区のあざみ野駅から徒歩2,3分のところにあるオーディオショップ「ザ・ステレオ屋」。そのザ・ステレオ屋が店内にホームシアターの試聴スペースを設け、7月1日よりリニューアルオープンした。

リニューアル以前からホームシアター関連の商品も多少扱っていたが、今後は本格的に販売を行っていく姿勢だ。今回、店長の菅原氏のお話を聞くとともに、大迫力のシアタールームを体験してきたので紹介しよう。

ガラス張りの明るい店内に入ってまず目に飛び込むのは壁一面に並べられたスピーカーやアンプの数々。そして、その奥に見えるのが今回できあがった新しいシアタールームだ。そのシアタールームで圧倒的な存在感を放っていたのがプロ用の「Electro-Voice」スピーカーだ。本来、映画館で用いられるこのスピーカーは菅原氏のお薦めの一品だ。そして、その真上の天井からゆっくりと表れたのはビューテックの120インチのスクリーン。音を透過するこのスクリーンによってスピーカーは後ろに隠れ、大きいながらすっきりとした印象になる。なお、リアスピーカーにはElectro-Voiceのプロ機「Sx80」が使用されている。映像を映し出すプロジェクターはエプソンの「ELP-TW100」だ。このプロジェクターの登場がホームシアターの普及に一役買ってくれたと菅原氏は語る。

映画のワンシーンを試聴させてもらったのだが、音の迫力が素晴らしい。爆発シーンなどの大音量も無理なく出力できる「Electro-Voice」スピーカーは、長時間聴いていても疲れないという。会話などの中音域もはっきりと再現されていた。また、プロジェクターからスクリーンまでは3mくらいしかないのだが、画面の隅々まで映像が映し出され、映画館さながらの迫力であった。

今回このシアタールームを作った背景には、幅広いお客に来てもらうとともに、店に足を運ぶことによって他のアクセサリー類も見てもらいたい、という願いもあるそうだ。自身の体験から、アクセサリーの使い方次第で音や映像がトータル的に改善されることが分かっておられるので、アクセサリーをお客にお薦めするのにも説得力が感じられる。ザ・ステレオ屋では菅原氏自身が使用し、気に入った商品を扱っているので、安心して買い物ができるといった印象を持った。

今後はピュアオーディオ製品をしっかり扱っていくと同時に、ホームシアター商品を充実させていく方針だ。なお、ホームシアタールームでの試聴は予約制になっているので、興味のある方は気軽に連絡をとってみてはいかがだろうか。商品の購入はインターネット上でも行えるので、下記リンクも参照にしてほしい。(季刊・オーディオアクセサリー)

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