ケーブルブランド探訪記(ノードスト編 その4)

2001/07/05
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El Dorado(エルドラド)
●第4回目は同社の電源ケーブル「El Dorado」(エルドラド)をご紹介する。

同モデルは、7本の銀メッキ処理されたOFC導体で構成されている。導体は1本、1本がモノフィラメントと呼ばれる構造により、導体とテフロンの間に空気の層が挟んである。プラス、マイナス及びアース部はそれぞれこの導体をゆるく寄りあわせ、さらにテフロン圧延処理が施され、それぞれのケーブルの上からシールドされたモデルとなっている。

さらにこのエルドラドは、全てが手作りで作成されている。2Mの長さから対応でき、CDプレイヤーやDAコンバーター、プリアンプなどに使用すると、音楽性豊かな素晴らしい再生音を楽しむことができる。(季刊・オーディオアクセサリー編集)

●ノードストブランドのプロフィール
米国のハイエンドオーディオメーカー、ノードストは現在、10種類以上のケーブルを提供している。NASAと共に宇宙開発プログラムで、ケーブルのテフロン圧延技術(ノードスト社特許)を開発し、この技術を民生用に移転し、オーディオケーブルとして新たに製品化したフラットラインケーブルが基調となっている。

●ノードストのケーブルの特徴
ノードスト社のケーブルは同じデザインに基づいている。拠り線構造による音の劣化、濁りを防ぐために単線を基本とし、長方形導体や、複層コーティングされた円形の導体を使用。テフロン圧延技術によりスキンエフェクトや磁気による音質の劣化も防ぐ。
この技術により、導体間の正確なスペーシング(距離)が得られ、結果としてインダクタンスやキャパシタンスを抑制することができる。信号の伝達速度は光の95%に達し、最高の音楽再生を実現させた。

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