部屋の床材を吟味して、音質を良くしちゃおう!

公開日 2001/06/08 18:34
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●皆さんは、コンサートホールなどが、よい音で聴けるように床材にこだわっていることはご存知だろう。木の材質はもちろん、木目の方向まで徹底して選定して作ってあるので、感動的な演奏が楽しめるというわけだ。

ところで、あなたのリスニングルームの場合はどうだろうか。奇麗に貼られたフローリングの上に、オーディオ機器をセッティングしていることが多いはずだ。仕上げにこだわった、コンサートホールの舞台のように美しい木の床の部屋もあるだろう。でも、一般家庭にも使える、自然の木を用いた“音のいい床材”というものが存在していることをご存知だろうか。

「サンミュージックステージ」。これは、十余年前、オーディオアクセサリー誌でもお馴染みのオーディオ評論家の江川三郎氏が、声や楽器の持ち味を引き出す、音楽の場にふさわしい床材を作ろうという提案を行い、その共同研究開発を田中材木店と開始。試作品を、指揮者の小澤征爾氏や、チェリストのロストロポーヴィッチ氏にも試してもらったうえで、その結果を踏まえて音のよい床材「サン ミュージックステージ」(PAT.)が誕生した。その後、音にこだわるオーディオファンはもちろん、NHK交響楽団などのオーケストラやソリスト、さらにはサントリーホールをはじめとするコンサート会場などにも、幅広く用いられる実績を上げることとなった。

木の自然な質感を生かした風合いと、優れた音質を得ることができる床材。決して安価ではないが、音にこだわるオーディオルームや、音のよいホームシアターなどがほしいと考えている人は、問い合わせてみてはいかがだろう。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

田中材木店
東京都大田区東六郷2−1−7
電話:03−3735−3311(代表)
FAX:03−3735−3314

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