ケーブルブランド探訪記(古河電工 編その7)

公開日 2001/02/27 09:45
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「μ-S1」(¥4,000/m)
●低域エネルギーは確実に強化!
信頼のロングセラーモデルを紹介!!

第7回目は、同社スピーカーケーブルの高級モデル「μ-S1」をご紹介する。同モデルは高い評価を得てきたμシリーズのなかで、初期に登場して以来、ロングランを続けている。絶縁材に硬質ポリプロピレンを採用し、特殊な和紙で抑え巻きされた錦糸介在によるEVENCAP構造、等々古河電工のケーブル科学の粋を集めた、大型フロアスピーカーのための低域エネルギーが確実に強化され、スケール感溢れるサウンドを再生するケーブルとなっている。
オーディオアクセサリー編集部でも、斎藤宏嗣氏をはじめとして、試聴用のリファレンスケーブルとして採用している信頼のモデルだ。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【古河電工のプロフィール】
同社は80年代初期より、OFC電源ケーブルを製品化するなど音質重視のケーブル製作における歴史は極めて古い。1986年には一方向性結晶無酸素銅PCOCC導体を開発し、オーディオケーブル界に新風をもたらした。このPCOCCには銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、結晶粒界が極めて少ないOFC導体。
同社はひき続き、このPCOCCに熱処理を加え、結晶構造や物性をコントロールしたμ導体を採用するようになり、現在に至るまでの主流となっている。また、デジタルケーブルには発泡テフロンを採用するなど、絶縁体の研究や構造も独自の設計ポリシーを持つ。

●お問い合わせは
(株)プロモーションワークス:TEL0424(41)1141

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  • ブランドFURUKAWA ELECTRIC
  • 型番μ-S1
  • 価格¥4,400
【SPEC】【SPEC】【μ-S1】●導体/材質:μ導体●構成:7/30本/0.18mm(中心PE介在入)外径3.6mm●絶縁体/材質:ポリプロピレン(赤×白)外径5.2mm●シース/艶消柔軟性塩化ビニール●仕上り外径/約13.5mm