ケーブルブランド探訪記(古河電工 編その6)

2001/02/26
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μ-R2(左)、μ-R3(右)
●第6回目は、コストパフォーマンスに優れたシリーズ「μ-Rシリーズ」をご紹介する。このシリーズはダイナミックでしなやかな音の再生を目的として素材にμ導体を使用し、しなやかな力強さをストレートに表現する、コストパフォーマンスに優れた高剛性ケーブルだ。「μ-R2」は低域の迫力ある再生を目指す方向きで、一方の「μ-R3」は繊細な高域再生が欲しい時に心強い味方となってくれるモデルだ。お好みに合わせて選んでいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【古河電工のプロフィール】
同社は80年代初期より、OFC電源ケーブルを製品化するなど音質重視のケーブル製作における歴史は極めて古い。1986年には一方向性結晶無酸素銅PCOCC導体を開発し、オーディオケーブル界に新風をもたらした。このPCOCCには銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、結晶粒界が極めて少ないOFC導体。
同社はひき続き、このPCOCCに熱処理を加え、結晶構造や物性をコントロールしたμ導体を採用するようになり、現在に至るまでの主流となっている。また、デジタルケーブルには発泡テフロンを採用するなど、絶縁体の研究や構造も独自の設計ポリシーを持つ。

●お問い合わせは
(株)プロモーションワークス:TEL0424(41)1141

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  • ブランドFURUKAWA ELECTRIC
  • 型番μ-R2/μ-R3
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  • 価格¥2,000/¥1,000(1m)
【SPEC】【SPEC】【μ-R2】●導体/材質:μ導体●構成:6/20本/0.18mm外径2.7mm●絶縁体/材質:ポリエチレン(赤×白)外径5.1mm●シース/艶消柔軟性塩化ビニール●仕上り外径/約13.3mm【μ-R3】●導体/材質:μ導体●構成:56本/0.18mm(同心撚)外径:1.6mm●絶縁体/材質:ポリエチレン(赤×白)外径:3.2mm●シース/艶消柔軟性塩化ビニール●仕上り外径/約8.9mm