次世代オーディオ対応の広帯域・高音質ヘッドホンがパナソニックから登場

●いよいよＤＶＤオーディオが本格的に立ち上がり、今年は次世代オーディオの普及の年となりそうである。そんな状況の中、待望の新フォーマット対応のヘッドホンが登場した。

これはＲＰ-ＨＤＡ１００と呼ばれるモデル。アルファレジンを含浸させたワイドロールエッジ採用の大口径φ57�oフルレンジスピーカーと新開発極細シルク繊維にアルファレジンを含浸させた軽量ドーム型ダイヤフラムによるφ20�oのスーパートゥイーターにより、低音と高音をそれぞれ独立して再生する２ウェイ・ダブルドライブ方式を採用。100ｋHzまでの広帯域・高音質再生を実現した画期的なオープンエア型のヘッドホンである。さらにオーディオ用コンデンサーやLC-OFCクラス１線材を使用し、音質的なこだわりを盛り込んでいる。

また、今までにない斬新で未来的なデザインによる外観は魅力的で、耳にフィットする新形状Ｃ・Ｉ型イヤーパッドとフリーアジャスター式ヘッドバンドの採用など、工夫を凝らした装着感もよく、疲れにくいタイプとなっている。加えて引っ張りによる断線を防ぎ、スマートに収納できる着脱式コードを採用した点もユニークだ。

価格は45,000円。初の次世代対応ヘッドホンとして、今注目のモデルといえるだろう。
　　（季刊・オーディオアクセサリー編集部）