ケーブルブランド探訪記(AUDIOQUEST編 その1)

公開日 2000/11/29 13:53
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スピーカーケーブル Type4/CV-4
●ケーブルブランド紹介の第5弾は米国の大手ケーブルメーカー、オーディオクエスト社だ。日本ではすでにオーディオファンの間では知名度の高いブランドで、そのクオリティの高さとエネルギー感の高さが人気を呼んでいる。ここでもう一度同ブランドのラインナップをご紹介することにする。

●「オーディオクラフト」社のプロフィール
 米国オーディオクエスト社は、社長でケーブルデザイナーでもあるビル・ロウ氏により、設計から端子のハンダ付けに至るまでの全工程にこだわった理想的なオーディオケーブルを求めて設立させた大手ケーブルメーカーである。
 同社の大きな特徴はハイパーリッツ構造。直径1mm程度もしくはそれよりも細い単線を、導体1本ずつに絶縁チューブで絶縁。それを複数本らせん状にねじった構造で、撚り線の長所であるSNの高さを維持しながら、撚り線の欠点を排除している。
 ラインナップとしては4芯ハイパーリッツ構造のスピーカーケーブルやバランス三重構造のインターコネクトケーブル、デジタル・ビデオケーブル等が代表的モデルとなっている。

編集部も自信を持って推薦できるスピーカーケーブルをご紹介

 第1回目は同社人気のスピーカーケーブル「Type4」と「CV-4」を2モデルご紹介する。SST(Spread Spectrum Technology)と呼ばれる複数サイズの導体を組み合わせ、4芯ハイパーリッツ構造でまとめ上げたオーディオクエスト社の基本技術が満載されたハイCP入門モデルである。特に「CV-4」の方は、オーディオアクセサリー編集部の中でも個人的に愛用している者が多いというお薦めモデルだ。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドAUDIOQUEST
  • 型番Type4/CV-4
  • 発売日発売中
  • 価格¥7,000/¥12,000(ともに0.9mペア)
【SPEC】●導体→【Type4】LGC(歪み率が最も低いOFHC)【CV-4】PSC(導体表面までをも完全結晶化した銅FPCをさらに発展させたもの)●構造→SST+4芯ハイパーリッツ構造●直径/導体断面積→8.5mm/1.56平方ミリ●他のサイズ→【CV-4】1.8m:\23,000、2.4m:\31,000、3m:\38,000、3.6m:\46,000、4.5m:\57,000【Type4】1.8m:\14,000、2.4m:\18,000、3m:\23,000、3.6m:\27,000、4.5m:\34,000