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この回路構成の見直しに伴ってY/C分離処理を従来の8bitから9bitに格上げされた。従来は同期信号を含んだ8bit処理だったものを9bit化に精度アップすることで、DVDビデオ本来の8bit精度を確保できたことになる。このビット精度向上はS/Nの改善につながるという。
■平均値補正動きベクトル検出で、画面ノイズを低減
記録時の高画質化技術はまだある。今回メスを入れたのは、明るさが変化するシーンの再現性だ。タイトルから本編に移るときなどに多用されるフェードアウト、フェードインの部分で、画面全体に大量のノイズが発生することがあるが、これはDVDビデオの再生時も気になることが多い。デジタル圧縮特有の現象でビットレートが低い場合に特に顕著なのだが、本機ではここに目を付けたのだ。
具体的な改善方法は、明るさの変化を検出する動きベクトル検出の手法に、画面全体の明るさの平均値による補正を加えることで、補間誤差を小さくするというものだ。この効果はかなり劇的で、急激に明るさが変化するシーンに目立ちやすいランダムなノイズが目に見えて減少する。そのほか、3次元Y/C分離、入力TBCなど同社のVTRでおなじみの技術はもちろん、ノイズフィルタ特性を見直すことで弱電界受信時のS/Nを改善するなど、地道な改良も行われている。
再生時には、DVD−RP91と同等なブロックノイズリダクション、モスキート ノイズリダクション、3次元NRなどの各種NRが威力を発揮する。これらの機能は、D
MR−E10にも搭載されていたものである。
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