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■その画質から、開発陣がVBR記録にこだわった理由がわかる ここで画質の印象をまとめておこう。内蔵チューナーで受信した地上波・BSのエアチェックのほか、BSデジタルチューナーからの外部入力やS−VHSからのダビングも試してみた。 まず、DVD−RAMとDVD−Rの間に画質差がほとんどないことに感心した。ビデオレコーディングフォーマットだけでなく、ビデオフォーマットにもVBR方式を採用した成果が、はっきり出ている。本機の録再画像を見ると、開発陣がVBR記録にこだわった理由がよく分かる。 ■称賛に値するのはSPモード画質。XPモードに迫る高画質 さて、ビットレートをフルに使うXPモードは細部まで冴え渡った見通しの良さと安定感が際立つが、称賛に値するのはSPモードの画質だ。画面の動きが少ないシーンではXPモードとほとんど区別が付かないほど解像度が高く、色の安定感と階調表現力においても見劣りしない。動きのあるシーンではさすがに若干の甘さが出てくるとはいえ、その差は僅かだ。空など平坦な部分に現れる圧縮ノイズも絶対量が少ないうえ、必要に応じて内蔵NRでかなり抑えることができた。また、場面切り替え時など画面が暗転するときも、目障りなざわつきと階調のむらが目立ちにくい。これは既存のDVDプレーヤーと比べても明らかに優秀な点だ。S−VHSからのダビングには、このSPモードが最適だろう。 SPモードより若干ビットレートを下げ、4.7GBのディスクに2時間15分程度 録画したいケースはよくある。そんなときはビットレートを調整するFRモードで録
画すればぴったり収めてくれるが、特筆すべきは、その画質の良さだ。CBR記録で は、ビットレートが5Mbpsを下回ると一様に画像が甘くなる傾向が強まるが、
ビットレートを合理的に配分するVBR記録では、その落差がかなり小さくなるのだ。 4時間記録を実現するLPモードは、解像度から見るとS−VHSとVHSの中間程度だが、安定度が高く、輪郭が素直なので、数字から想像する以上に画質は優秀だ。FRモードを利用し、SPとLPの中間程度のビットレートでも記録してみたが、これが意外に健闘してくれた。なにより色のふわつきや輪郭のノイズ感がないことが嬉しい。その意味でアナログ記録の映像とは一線を画している。 6時間記録を実現したEPモードの画質は、ひとことで言えばビデオCD相当という評価になるが、圧縮ノイズをよく抑えたなめらかな映像で、用途を絞れば十分実用になる。 ■取材にご協力いただいた方々 |
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松下電器産業株式会社
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