質のよい音をもう一度。新生Kシリーズが魅せる
ケンウッドにはK'sと名付けられたハイコンポがあった。一般的なコンポとは違うオーディオ的なセンスを強く押し出した製品だったが、その技術や感性を復活させたのがこのシリーズだ。スピーカー2種に加えてCD/MDレシーバーも用意され、AUTO
ROOM EQを搭載したことでも話題を呼んでいる。
LS-K701はトゥイーターとウーファーを近接配置して定位の向上を図ったブックシェルフ・タイプ。姉妹機のLS-K707は一回り小型のウーファーを2基搭載し、若干横幅を縮小したスタイルになっている。いずれも爽快な伸びやかさを備えた音調をもち、軽快で切れのいい再現性を発揮する。K707は小粒なタッチで無理のない質感を備え、スピード感に富んだ明快な鳴り方が特徴だ。K701はいっそうとぎすまされた感触が強く、クリアで骨格のしっかりとした再現を示す。分離がよく透明度の高い音だ。
オーディオ市場が低価格の傾向を強める中、団塊世代と団塊ジュニア世代に向けたアプローチを試みるというのがシリーズのコンセプト。新しいライフスタイルの提案といっていい。