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KDL-46X1000

SONY
KDL-46X1000 (BRAVIA)

¥OPEN(予想実売価格650,000円前後)

発売:2005年11月20日
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ビジュアルグランプリ2006 ≪金賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 ≪ディスプレイ部門≫受賞モデル

【SPEC】●サイズ:46V型 ●画素数:水平1,920×垂直1,080 ●有効画面サイズ:1018W×573H×1168Dmm ●コントラスト:1300対1 ●受信チャンネル:地上アナログ、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル ●接続端子:HDMI×2、i.LINK×3、D5×2、ビデオ入力×3、PC入力(D-sub15ピン)×1、USB端子×1、光デジタル音声出力×1、音声出力×1ほか ●消費電力:340W(待機時0.05W) ●外形寸法:1,250W×789H×300Dmm(スタンド含む) ●質量:37.6kg(スタンド含む)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

これまでの液晶テレビのイメージを大きく変えるだろう

新ブランド「BRAVIA」は今後、ソニーのテレビの顔になるだろう。人々が新しいブランドネームに慣れるまでは少し時間を要するだろうが、同社の宣伝力からすれば浸透も早いと思われる。ブランドの狙いは「人の感じる力に向けて」がテーマ。感性に訴えかけられる上質テレビの展開を意図している。全世界に向けて同時訴求を行い、今回の液晶テレビを中心に販売力を高める。

その新液晶テレビは3シリーズを投入する。46V型から32V型までの「X」、「V」、「S」のシリーズである。最上級モデルがX、普及価格帯でデザインコンセプトを変えたモデルがVとSである。もちろん価格はXがもっとも高く、VとSの差は少ない。高画質訴求はXで、価格訴求はVとSでの展開だ。

今回紹介するモデルKDL-46X1000は、同じ40V型と合わせてリアルハイビジョンタイプが特徴。画素数1920×1080ドットだ。使用パネルは「S-LCD」社(ソニ−とサムスンの協同事業社)から供給されるS-PVAである。特殊な液晶構造を持ち、視野角、動画スピードなどで最強性能を謳う(スペックは178度、8msec)。これに新バックライト「ライブカラークリエーション」
と映像エンジン「DRC-MFv2」を組み合わせ、豊富な色合い、精緻な情報量再現性を訴える。音声もデジタルアンプのSマスターだ。むろん搭載チューナーはフルデジタルのもの。1080p対応のHDMI、D5端子なども装備している。

画質は画素数による精緻さもあるが、色再現性の良さに、視野角の広さ、動画ボケの少なさが特徴だ。魅力的な画質で、これまでの液晶テレビのイメージを大きく変えるだろうと思う。ただパネルの精度、安定性などは未知数で発表会での印象はまだ追い込みが必要と感じさせた。

(TEXT:村瀬孝矢)