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DENON

DENON Premium Sound

デノン プロダクトレビュー

音楽の魅力を直截に伝えるサウンド

PMA-390RE

PMA-390RE

¥54,600(税込)

レポート/大橋伸太郎

音楽の魅力を直截に伝えるサウンド


デノンのステレオアンプにも、新たなエントリーモデル「PMA-390RE」が誕生した。CDプレーヤー「DCD-755RE」と同様に3年ぶりのモデルチェンジである。デノンは今期の改良に関し、新機能の搭載よりハイファイコンポーネントとしての地力の向上を最大限求めたと語る。PMA-390REの場合、「Advanced HC Single Push-Pull回路」を新搭載、電源回路の改良で増幅段のSP駆動能力向上を果たしている。

具体的には、入力カップリングコンデンサーを廃し、信号経路のシンプル化を行った。パワーアンプ入力段にペア特性の揃ったDUAL FETを採用した。電源部には瞬間電流供給能力に優れる従来比1.5倍の電流容量のショットキーバリアダイオードを採用し、スピーカーシステムの駆動能力を高めている。

CDプレーヤー「DCD-755RE」同様、中低域の力強さ、動きの解像感、強力な駆動力が印象的だ。帯域的には低域方向への伸びを重視、価格に似合わない音圧を生み出し、もっと強大なアンプと錯覚する凄みをちらつかせる。高域も暴れと歪みが非常に少ない。汚れが少なく解像力も十分。中国の女流ピアニスト、ユジャ・ワンの新録音は高域の打鍵に混変調が少なく、ノイズの汚れのない玲瓏とした響きを楽しめる。

さて、上位の「PMA-1650SE」「PMA-1500SE」の場合、低域の量感とバランスを取るように、中高域にアクセントというか明るい華やかな味が加味されているが、本機は飾り気がなくいたって素直だ。エントリー機の在りようとして好感が持てる。普及価格帯にしてデノンらしい剛直なタッチとエネルギッシュな迫力があり、飾り気のない音楽のダイレクトな魅力を味わえる。

同時に中高域も磨かれており、クラシックの優秀録音と堂々と渡り合う表現力を備えている。いいアンプだ。音楽の魅力を直截に伝えるエントリーラインの本義を体現したステレオアンプといえよう。
PMA-390RE 本機の背面端子部
【SPEC】
【SPEC】●定格出力(両チャンネル駆動時):50W+50W(8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D.0.09%) ●実用最大出力:100W+100W(4Ω、JEITA) ●全高調波歪率:0.01%(1kHz、8Ω) ●出力端子:スピーカー A or B 4〜16Ω、スピーカー A+B 8〜16Ω ●入力感度/インピーダンス:LINE 105mV/47kΩ(ソースダイレクトOFF時)、PHONO 2.5mV/47kΩ ●周波数特性:5Hz〜100kHz +0、-3dB ●SN比(Aネットワーク):LIN 107dB(ソースダイレクトON時)、PHONO 86dB(入力短絡時、5mV入力時) ●消費電力:200W ●外形寸法:434W×121H×308Dmm(足、ツマミ、端子を含む) ●質量:7.1kg
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